ゴルフオタク > ゴルフ練習 > レッスンプロが考える、ゴルフが上達する人しない人の5つの特徴

レッスンプロが考える、ゴルフが上達する人しない人の5つの特徴

この記事では長年多くのアマチュアを指導するティーチングプロの筆者が、ゴルフが上達する人としない人の違いについて考察してみました。長年やっているけれどなかなかスコアアップしないと悩ンでいる方はぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

※本ページは、アフィリエイトプログラムを利用しています。

同じ時期にゴルフを始めても上手くなる人とならない人がいますよね?運動神経も同じくらいなはずなのに一体何が違うの?この様に思う人も多いかと思います。1年で100を切る人もいれば、10年経っても100を切れない人もいます。その差は何なのでしょう?長年ゴルフレッスンをしていると、上手くなる人とならない人には、ある程度パターンがあります。今回はレッスンプロの私が思う上手くなる人とならない人の差をお伝えしていきます。この記事を読んで効率よくゴルフを上達させていきましょう。

ゴルフが上達するには何が必要なのか?

ゴルフが上手いとは一体どの様なことを言うのでしょうか?分かりやすいのがスコアが良いことです。どんなに良いスイングでもスコアが悪ければゴルフが上手いとは言えないと思います。スコアを良くさせるためには様々な要素があります。

 

ゴルフの上達に必要なこと
  • コースマネジメント
  • コースの難易度
  • 飛距離
  • ショットの質
  • アプローチの精度
  • パターの精度
  • メンタルマネジメント

いくらコースマネジメントが素晴らしくても、ミスショットばかりではスコアが良くなりません。ショットが良くてもアプローチやパターが下手ならばスコアが良くなりません。スコアを良くする為には自分のゴルフを知る必要があるのです。

正しい知識と練習は必須

ゴルフに限らず、スポーツを上達させようと思ったら正しい知識と練習は必須です。いくら練習しても、間違った知識で間違った動きをしていては意味がありません。初心者が正しい知識とそれができているのか確認するのは難しい問題です。できることならゴルフレッスンに通うのが上達の近道です。最近はYouTubeなどの動画サイトで無料でゴルフレッスン動画が見られます。自分のレベルに合った正しい情報だけを見つけられれば良いのですが、情報が溢れすぎており何が自分に合っているかわからない人も多いのではないでしょうか?ゴルフレッスンに行けばプロがあなたに合ったやり方を教えてくれるので基本だけでも教わるとその後の上達の度合いが変わってくるでしょう。正しい知識があるだけでは上達しません。正しい知識を実行できなければ意味がないのです。そのためには練習あるのみ。練習場で正しいスイングを身に付け、コースで試すのが上達のコツ。正しい知識があれば練習すればする程上達すると思います。

ゴルフが上達する人の5つの特徴

ゴルフが上達する人の特徴を5つお伝えします。

ゴルフが上達する人の5つの特徴
  1. 基本を大切にする
  2. レッスンに通う
  3. スコアに繋がる練習をする
  4. 練習量が多い
  5. コースに行く回数が多い

この5つです。1つずつ説明していきます。

1.基本を大切にする

ゴルフが上達する上で1番重要なことは基本を大切にすることです。ゴルフの理論は色々ありますが、背骨を軸とした回転なのはゴルフスイングの基本です。軸回転を正しく行うためのアドレスやグリップをしっかり覚えて小さい振りから芯に当ててスイングを作るのが上達のコツ。上手い人程、アドレスなどの基本を大切にしますが、多くのアマチュアは基本よりもスイング中の動作に意識があるようです。アドレスやグリップ、小さい振りは地味な練習ですが、基本を大切にしている人はゴルフの上達が早い印象です。

2.レッスンに通う

レッスンに通っている人も上達が早いです。ゴルフスイングは人それぞれ。プロでも誰1人として同じスイングの人はいません。これは全くゴルフをやったことのない人でも同じです。全くゴルフをやっていなくても、今までやってきたスポーツなどにより、その人特有の動きが出てきます。ゴルフレッスンに通っていれば、その動きを考慮して基本を教えてもらえたり、もしくは治したりすることで、正しいゴルフスイングを覚えることができるのです。

3.スコアに繋がる練習をする

ゴルフが上達する人はスコアに繋がる練習をしています。もしかしたら、そんなこと当たり前だと感じる人もいるかもしれませんが、これができていない人が非常に多い。アイアンの精度は問題ないのに、練習場でアイアンばかり練習していませんか?自分の何が良くて何が悪いのか解らないと上達は遅くなります。ゴルフが上達する人は自己分析ができています。自分は何が良くて何が悪いのか。良いショットばかり練習するのではなく、苦手クラブや、良く使うクラブを沢山練習することでミスショットを減らしてスコアアップができます。

4.練習量が多い

ゴルフが上達する人は練習量が多いです。1週間に1時間しか練習しない人と、1週間に5時間練習する人では正しい練習をしていれば5時間練習する人の方が上達は早いです。ゴルフスイングはどのクラブも同じ動き。ドライバーからサンドウェッジまで同じ振りをしてクラブを変えることで距離を打ち分けます。つまり1つの正しいスイングさえ覚えれば良いのです。そのために必要となるのが反復練習。常に同じ動きになるようにするには反復練習しかありません。練習量が多ければ同じ動きを体に覚え込ませることができますが、練習量が少ないと毎回同じようにはいきません。あまり練習しなくても上手い人はいますが、今は練習していなかったとしても過去に猛練習をしていたはずです。

5.コースに行く回数が多い

コースに行く回数が多い人もゴルフが上達します。ゴルフは常に練習場のような綺麗な平らなライで打てるわけではありません。傾斜もあればラフやバンカーもあります。コースレイアウトも違えばグリーンの硬さや速さも違います。天候のことも考えれば1つとして同じ状況で打てることはないでしょう。コースの経験が多ければ、ラフだから普段より飛ばないと分かったり、グリーンの対応ができると思います。反対にどんなに練習していてもコースに行く回数が少ないとコースでの対応ができません。傾斜がきついのに普段と同じような振りをしたり、風による影響が把握できなかったりします。ゴルフではサッカーや野球など多くのスポーツと違って練習と本番で条件が違いすぎるためコースに行く回数が多い方が上達するでしょう

ゴルフが上達しない人の5つの特徴

ゴルフが上達する人の特徴をお伝えしたので、次はゴルフが上達しない人の特徴を5つお伝えします。

ゴルフが上達しない人の5つの特徴
  1. 色々な情報を集めて試す
  2. やりたい練習しかやらない
  3. 基本ができていない
  4. 意見を素直に聞かない
  5. コースに行く回数が少ない

この5つです。1つずつ説明していきます。

1.色々な情報を集めて試す

ゴルフが上達しない人の特徴として色々な情報を集めて試すことが挙げられます。情報を集めることが悪い訳ではないのですが、集めた情報を試しては辞めるのを繰り返していては上達しません。ゴルフには様々な理論があります。腕を積極的に使いましょうと教える人もいれば、腕はできるだけ使わないようにしましょうと教える人もいます。真逆とも思える教え方があるのがゴルフ。情報を色々集めている人は理論の良い所だけを吸収しようとしているのだと思います。しかしゴルフスイングは一連の流れなので色々な理論の良い所だけ取ろうとすると無理が出てきます。色々な理論を試すよりも自分に合った理論を見つけたらその動きだけを練習すれば上達していくはずです

2.やりたい練習しかやらない

やりたい練習しかやらない人もなかなか上達しません。先程お伝えしたようにアイアンの精度は問題ないのに、アイアンが好きだからとアイアンばかり練習していては他のクラブが上達できません。これはゴルフスイングにも言えることです。例えば、オーバースイングが原因で安定しないのでコンパクトなトップにしたい人がいるとします。毎回フルスイングで最大飛距離を出そうと振っていてはオーバースイングを治すことは難しいでしょう。オーバースイングを治すためにトップで1度止まってから打つドリルをやったり、あえて飛ばさないように軽く振る練習をするとオーバースイングは少しずつ治ってきます。このような情報は自分がオーバースイングで治したいと思っている人であれば、調べて知っているはずです。ですが練習場ではフルスイングばかりしている人ばかり。知っているのと実際にやるのでは当然結果も違ってきます。何年もゴルフをやっているのに全然スイングが変わらない人の多くは自分のやりたい練習しかやっていません。本気でゴルフを上達させたいのであれば、上達のための練習をするべきです。

3.基本ができていない

ゴルフが上達できない人は基本ができていない可能性があります。基本と言っても色々あります。アドレス、グリップ、軸回転、クラブの動かし方や球の飛ぶ原理など。最低限の理解と基本ができていないとゴルフスイングは良くなりません。ゴルフが上達しない人は基本をおろそかにしている可能性があります。例えばどんなに良いスイングをしてもグリップが間違っていれば思ったように球は飛びません。球が曲がるのはグリップだと気付ければ良いのですが、気付かないとスイングを変えてしまいます。基本ができていないのにスイングを変えようとすると、間違った方向に進むことが多いので気を付けましょう。

4.意見を素直に聞かない

人の意見を聞かない人も上達しない人の特徴です。自分の考えで上手くなるのであれば人の意見を聞く必要はないかもしれません。しかしゴルフをやっていると分からないことが出てくるはずです。そんな時にプロやゴルフの上手い人の意見を素直に聞く人はゴルフが上達するでしょう。しかし上手くいかないのにいつまでも自分のやり方で練習する人は上達するのが遅くなります。

5.コースに行く回数が少ない

ゴルフが上達する人はコースに行く回数が多いことは先程お伝えしました。なかなか上達しない人はその反対でコースに行く回数が少ないかもしれません。会社のコンペだけ出るような年数回しか行かない人はコース感が良くない印象。その状況に合わせた打ち方ができないとスコアはまとまらないので、コースに行く回数が少ない人は少しでも増やすと上達スピードが上がるかもしれません

まとめ

いかがだったでしょうか?今回はゴルフが上達する人としない人の違いをお伝えしました。ゴルフが上達する人は基本を繰り返し練習してスイングが固まってきたら、コースに必要な練習をする人です。当然コースに行く回数が増えればコース感も良くなってきてスコアも良くなってきます。反対にゴルフが上達しない人は基本ができておらず、色々な情報に振り回されている人です。ゴルフが上達するためには正しい練習が必要。まずは自己分析をして足りていない部分を補うような練習をすると良いかもしれません。とは言えゴルフ初心者や100切りを目標にしている人は自己分析は難しいと思います。そのような場合、信頼できるレッスンプロを見つけて一度レッスンに通ってみることもおすすめです。

関連記事

この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
鈴木
鈴木

PGA(日本ゴルフ協会)ティーチングプロ。ゴルフ歴は30数年。小さいころからPGAティーチングプロである父の指導の元ゴルフの練習に励む。高校を卒業したのち神奈川県にあるゴルフ場の研修生として働く。25歳でPGA(日本ゴルフ協会)会員となりレッスン活動に励む。現在は某ゴルフスクールでレッスンしている。誰にでも分かりやすく楽しいレッスンを心がけています。

ゴルフオタク > ゴルフ練習 > レッスンプロが考える、ゴルフが上達する人しない人の5つの特徴