進化を続けるスリクソンアイアンは、ユーザーのニーズに応えて新しいテクノロジーを搭載していますが、一方で歴史に名の遺した名器もまだまだ現役で活躍しています。今回は歴代のスリクソンアイアンも含めて、アイアン選びの参考にしていただけるおすすめの名器をご紹介していきます。
スリクソンアイアンの特徴
スリクソンZシリーズアイアンは、2012年の初代モデルから2年に1度のフルモデルチェンジと、フルモデルチェンジの翌年にはユーザーのニーズに応えるマイナーチェンジを発表し、現行モデルは5代目となります。5代目までの10年間をみると、2014年にはレベルにとらわれず簡単に扱える大型ヘッドを導入、2018年にはアイアンにも飛距離が必要というニーズに応えて広いスイートスポットエリアが可能になる肉厚設計とロフト角のアップによるストロングタイプに転換、そして2020年には歴代からのZシリーズをZXシリーズへと名称を刷新し、アスリートゴルファーに視点を置きながらも、初心者から上級者まで満足できるようなニューモデルを発表しています。
初代から3代目までのZシリーズでは、上級者向きのマッスルバックタイプZ9、中級者向きのハーフキャビティタイプZ7、初心者にも扱いやすいキャビティタイプのZ5の3機種、それにアイアンタイプのユーティリティのZUを加えた4機種のアイアンを揃えていました。ところが4代目になるとプロ仕様でもある上級者モデルのマッスルバックタイプZ9を外してしまいました。ただし翌年のマイナーチェンジにはZフォージドとしてマッスルバックを再加入させ、発売当初から継承してきたプロや上級者をターゲットにしたラインナップに軌道修正し現在に至っています。
最新の5代目モデルは、使用プロが世界で活躍している松山英樹選手であることから、アスリートゴルファーから注目が集まる「スリクソンZフォージドアイアン」、操作性に優れて扱いやすいツアーキャビティタイプの「スリクソZX7アイアン」、初心者から扱えるポケットキャビティタイプの「スリクソンZX5アイアン」の既存3モデルに加えて、パワー不足を補ってくれる中空タイプの「スリクソンZX4アイアン」やワイドソールでミスショットを防げるアイアンタイプのユーティリティ「スリクソンZ U85ユーティリティ」の2モデルがあります。ZXシリーズの5モデルには、上級者が求める操作性、中級・初心者が求めるミスショットの寛容性と飛距離アップが備わっていることから、自分のゴルフレベルに応じて選ぶことができるはずです。
スリクソンアイアンの選び方
ヘッドの形状や特性で選ぶ
アイアンはヘッドの形状で性能に違いがでるため、自分が求める特性を持ち合わせているかを判断するときに選択ポイントとなります。薄くすらっとした形状のマッスルバックタイプのスリクソンZ9アイアンであれば、スイートスポットエリアが狭くミートが難しい反面、ダイレクトに自分の意思を反映させたいプロや上級者のようなアスリートタイプに向いています。
フェースの裏面を薄くした分を外側に盛ったキャビティタイプは、構えるとヘッドに厚みが感じられ、薄いフェースがスプリング効果によってボールを弾き飛ばせるため、ミスショットに寛容なアイアンともいえます。スリクソンアイアンでは自由自在にボールコントロールができるZ7はハーフキャビティ、オートマチックに高弾道で打ち出すことができるZ5はポケットキャビティです。自分のヘッドスピードや体力とのマッチングが形状選択のポイントになります。
好きな打感で選ぶ
フィーリングとして多用されている打感は個々の好みによって違うものです。100切りを目指すゴルファーであればスイートスポットエリアの広く、多少インパクトポイントがぶれてもボールをとらえることができるキャビティタイプであれば「打感が良い」と感じているようです。一方でインパクトポイントが安定しているシングルプレーヤーであれば、自分の意志で微細にボールコントロールができるマッスルバックタイプほうが「フィーリングが良い」と高評価のようです。ただ圧倒的多数の中級者ゴルファーは、なるべくやさしく扱えて良い打感を味わい、マッスルバック並みのフィーリングを感じたいと望む傾向が強いようです。スリクソンではオールラウンドタイプのポケットキャビティや、少し難易度の高いハーフキャビティなどを揃えているので、自分の技量と好みに合わせた選びができるはずです。
飛距離などの性能で選ぶ
そもそも正確な距離と方向を重視するアイアンに飛距離は必要なのかという疑問はあるかもしれませんが、多くのゴルファーは「飛ぶアイアン」を求めているようです。ゴルフクラブの飛距離を構成するのは初速と打ち出し角とスピン量の3要件ですが、アイアンの場合には打ち出し角に影響を与えるロフト角が重要な要素となります。7番アイアンのロフト角の変節をみると、1970年代は39度、1980年代で37度、1990年代になると34.5度、そしてスリクソンがストロング化した2018年の4代目Z785は32度でした。ロフトの立っているアイアンを選ぶときには自分のパワーと技量を確認して、もっともヘッドスピードを速くすることができるシャフト選びが必要です。スリクソンZ785アイアンであれば、スチールシャフトはダイナミックゴールドで2種類、N.S.PROで4種類が用意されているように、自分のヘッドスピードに合わせてロフト角とシャフトを選ぶようにしましょう。
自分のレベルに合わせて選ぶ
ゴルフクラブ選びでもっとも重要なことは、「自分に合ったものを選ぶ」ことです。体形や体力、ゴルフのキャリアやスコアなどたくさんの選択ポイントはありますが、なかでも自分のレベルに合わせることが使い勝手の良いクラブ選びとなるはずです。もちろん最良なのは現状のレベルに合うものですが、技量は進化するので、慣れたころには買い替えなくてはならないかもしれません。現状のレベルをしっかり分析し、最低でも数年間は使用しても満足できるワンランク上のタイプを選ぶと良いでしょう。仮に自分のレベルとクラブのマッチングが分からないときには、オールラウンド・オートマチックを打ち出している広いレベルに適合するアイアンを選ぶことをおすすめします。
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スリクソンアイアンのおすすめモデル9選
スリクソンアイアンの歴代おすすめモデルを紹介します。
1.【2012年】スリクソン Z725 アイアン
コントロールしやすいスリクソンの中級者向きモデル
スリクソンアイアンZ725は、ミスショットをカバーできる初心者向きのZ525とボールを自在にコントロールできる上級者向きのZ925の中間にあるハーフキャビティタイプのアイアンです。ハーフキャビティとは、スイートスポットエリアの広いキャビティの特性とマッスルバックの微細な操作性を活かした、高難度のショットを簡単に打つことができるアイアンのことです。ライの悪い個所からはオートマチックなショットが可能になり、ピンそばを狙う場面ではバックスピンをかける難しいショットもボールが吸いつくような新次元のフィーリングで打てるおすすめのアイアンです。
Z725の口コミ
こんな人におすすめ!
初代スリクソンに込めたアスリート対応のハーフキャビティ
Z725の仕様・製品情報
商品名 | スリクソン Z725アイアン |
形状 | ハーフキャビティタイプ |
ロフト角 | No.3/20、No.4/22.5、No.5/25、No.6/28、No.7/32、No.8/36、No.9/41、PW/46、AW/51、SW/57 |
ライ角 | No.3/60、No.4/60.5、No.5/61、No.6/61.5、No.7/62、No.8/62.5、No.9/63、PW/63.5、AW/63.5、SW/63.5 |
バンス角 | No.3/1.5、No.4/2、No.5/2.5、No.6/3、No.7/3.5、No.8/4、No.9/5、PW/6.5、AW/8、SW/10 |
長さ(インチ) | No.3/39、No.4/38.5、No.5/38、No.6/37.5、No.7/37、No.8/36.5、No.9/35、PW/34.5、AW/34.5、SW/34.5 |
素材 | (#3~6)軟鉄(S20C)+タングステンニッケルウエイト
(#7~9、PW)軟鉄(S20C) |
仕上げ | 本体サテン、背面ミラー+ショット仕上げ |
2.【2014年】スリクソン Z545アイアン
飛距離と安定感が得られる初級中級向きモデル
スリクソンZシリーズでは2代目となるZ545アイアンは、初代Z525でボールのつかまりが良いと好評だったポケットキャビティを継続し、さらに高い反発力が期待できる大型ヘッドを採用したことで飛距離ともにミスショットに強い安定感が加わりました。いわゆる初心者から中級者までをターゲットにした、ゴルフのレベルに関係なくオートマチックにボールをとらえることができる、歴代スリクソンのなかでも扱いやすいおすすめのアイアンといえるでしょう。
Z545の口コミ
こんな人におすすめ!
進化したスリクソンで安定したショットを目指すゴルファー向け
Z545 の仕様・製品情報
商品名 | スリクソン Z545 アイアン |
形状 | ポケットキャビティタイプ |
ロフト角 | No.3/20、No.4/22、No.5/25、No.6/28、No.7/32、No.8/36、No.9/41、PW/46、AW/51、SW/57 |
ライ角 | No.3/60、No.4/60.5、No.5/61、No.6/61.5、No.7/62、No.8/62.5、No.9/63、PW/63.5、AW/63.5、SW/63.5 |
バンス角 | No.3/1.5、No.4/2、No.5/2.5、No.6/3、No.7/3.5、No.8/4、No.9/5、PW/6.5、AW/8、SW/10 |
長さ(インチ) | No.3/34.75、No.4/35.25、No.5/35.75、No.6/36.25、No.7/36.75、No.8/36.25、No.9/35.75、PW/35.25、AW/35.25、SW/35.25 |
素材 | (#3~6)軟鉄(S20C)+タングステンニッケルウエイト
(#7~9、PW)軟鉄(S20C) |
仕上げ | 本体サテン、背面ミラー+ショット仕上げ |
3.【2016年】 スリクソン Z765 アイアン
マッスルバックの打感とキャビティの安定性を兼ね備えたアイアン
Zシリーズ3代目のスリクソンZ765アイアンは、ライの状況に影響されることなくしっかり振り抜くことができるV字型のソール「Tour V.T.ソール」に、多少のブレをカバーしてくれるキャビティ特有の広いスイートスポットエリアは初心者や中級者にとっては心強いクラブとなるはずです。また、やわらかい打感が特徴の軟鉄鍛造のフェースは、ピンをデッドに攻める上級者にとってイメージ通りのショットが期待できるはずです。ゴルフのレベルを問わず道具がゴルファーに合わせてくれる信頼のおけるアイアンです。
Z765 の口コミ
こんな人におすすめ!
やわらかい打感とオートマチックな性能を同時に求めるゴルファー向け
Z765の仕様・製品情報
商品名 | 【2016年】SRIXON Z765アイアン |
形状 | ハーフキャビティタイプ |
ロフト角 | No.3/20、No.4/22、No.5/25、No.6/28、No.7/32、No.8/36、No.9/41、PW/46、AW/51、SW/57 |
ライ角 | No.3/60、No.4/60.5、No.5/61、No.6/61.5、No.7/62、No.8/62.5、No.9/63、PW/63.5、AW/63.5、SW/63.5 |
バンス角 | No.3/1.5、No.4/2、No.5/2.5、No.6/3、No.7/3.5、No.8/4、No.9/5、PW/6.5、AW/8、SW/10 |
長さ(インチ) | No.3/34.75、No.4/35.25、No.5/35.75、No.6/36.25、No.7/36.75、No.8/36.25、No.9/35.75、PW/35.25、AW/35.25、SW/35.25 |
素材 | (#3~6)軟鉄(S20C)+タングステンニッケルウエイト
(#7~9、PW)軟鉄(S20C) |
仕上げ | 本体サテン、背面ミラー+ショット仕上げ |
4.【2018年】スリクソン Z585アイアン
歴代スリクソンで名器と称される高反発アイアン
歴代のスリクソンZシリーズのなかで「名器」と高い評価を受けている4代目Z585アイアンは、圧倒的な飛距離にこだわりを持つストロングタイプのモデルです。ロフトの立った難易度の高いヘッドではなく、フェースの外周に溝をつけることでフェースにスプリング効果を与えた「スピードグルーブフェース」で反発力を高めた設計です。従前と同じスイングをするだけで1~2番手の飛距離アップが期待できると、飛距離を求めるゴルファーから絶大な支持を受けた、おすすめのポケットキャビティアイアンです。
Z585の口コミ
こんな人におすすめ!
圧倒的な飛距離を求めるゴルファー向け
Z585の仕様・製品情報
商品名 | 【2018年】スリクソン Z585 アイアン |
形状 | ポケットキャビティタイプ |
ロフト角 | No.4/22、No.5/24、No.6/27、No.7/31、No.8/35、No.9/39、PW/44、AW/50、SW/56 |
ライ角 | No.4/60.5、No.5/61、No.6/61.5、No.7/62、No.8/62.5、No.9/63、PW/63.5、AW/63.5、SW/63.5 |
バンス角
(フェース側) (バック側) |
No.4/12、No.5/14、No.6/14、No.7/16、No.8/16、No.9/18、PW/18、AW/8、AW/9.5、
No.4/-8、No.5/-6、No.6/-6、No.7/-5、No.8/-5、No.9/-3、PW/-3、AW/8、AW/9.5、 |
長さ(インチ) | No.4/38.5、No.5/38、No.6/37.5、No.7/37、No.8/36.5、No.9/36、PW/35.5、AW/35.5、SW/35.5 |
素材 | フェース:クロムバナジュム鋼、ヘッド:軟鉄(S20C) |
仕上げ | 本体サテン、背面ミラー+ショット仕上げ |
5.【2021年】スリクソン ZX4 アイアン
オートマチックにピンをデッドに狙えるメインフレームテクノロジー搭載
ZX4アイアンは、「飛距離」と「曲がらない」を重視した中空構造のアイアンです。フェースに非常に硬いHT1170Mスチールを採用したことで、薄くて弾力のあるフェースでボールを弾き飛ばしてくれます。しかもワイドソールの低重心でボールをしっかりつかまえることができ、さらに曲がらず真っ直ぐ飛ばすことができる深重心設計なので安心して振り切ることができるでしょう。パワー不足で飛距離に不安のある方やスライスやフックに不安のある方におすすめのアイアンです。
ZX4の口コミ
こんな人におすすめ!
高初速高弾道のぶっ飛びを体感したいゴルファー向け
ZX4の仕様・製品情報
商品名 | 【2020年】スリクソン ZX4 アイアン |
形状 | 中空タイプ |
ロフト角 | No.4/21、No.5/23、No.6/25.5、No.7/28.5、No.8/33、No.9/38、PW/43、PW/49、PW/56 |
ライ角 | No.4/60.5、No.5/61、No.6/61.5、No.7/62、No.8/62.5、No.9/63、PW/63.5、AW/63.5、AW/63.5、 |
バンス角
(フェース側) (バック側) |
No.4/10、No.5/10、No.6/10、No.7/10、No.8/10、No.9/10、PW/10、AW/10、AW/9
No.4/-10、No.5/-9.5、No.6/-9.5、No.7/-9.5、No.8/-9.5、No.9/-9.5、PW/-9.5、AW/9.5、SW/9 |
長さ(インチ) | No.4/38.625、No.5/38.125、No.6/37.625、No.7/37.125、No.8/36.625、No.9/36.125、PW/35.625、AW/35.625、SW/35.625 |
素材 | フェース:HT1770M ボディ:#4~7 SUS431+タングステンニッケルウエイト ボディ:#8~SW SUS431 |
仕上げ | 本体:ショット、背面:ミラー+ショット仕上げ |
6.【2019年】スリクソン Z-FORGED アイアン
パフォーマンスにフィーリングを備えたマッスルバック
スリクソンZフォージドアイアンの使用プロが、海外メジャーツアーで活躍中の松山英樹選手であることからも分かるように、アスリートゴルフを目指すゴルファーに向けた上級者用クラブという位置づけです。シャフトから直線的に構えることができるリーディングエッジの形状は、アドレスでの迷いをなくしターゲットに向けてしっかりセットすることができるはずです。芝の抵抗を受けにくいツアーVTソールで振り抜けもよく、さまざまなライからピンをデッドに狙えることでしょう。ショートアイアン(#8~PW)はフェースの溝を深く、しかも間隔を狭くすることでスピン性能を向上させイメージ通りのショットが可能になるおすすめのアスリートモデルです。
Z-FORGEDアイアンの口コミ
こんな人におすすめ!
最良の打感を味わいたいアスリートゴルファー向け
Z-FORGEDの仕様・製品情報
商品名 | 【2019年】スリクソン Z-FORGED アイアン |
形状 | マッスルバックタイプ |
ロフト角 | No.3/20、No.4/23、No.5/26、No.6/29、No.7/33、No.8/37、No.9/41、PW/46 |
ライ角 | No.3/60、No.4/60.5、No.5/61、No.6/61.5、No.7/62、No.8/62.5、No.9/63、PW/63.5 |
バンス角
(フェース側) (バック側) |
No.3/19、No.4/19、No.5/19、No.6/19、No.7/19、No.8/19、No.9/19、PW/19
No.3/-4.5、No.4/-4.5、No.5/-4、No.6/-4、No.7/-3.5、No.8/-3.5、No.9/-3、PW/-3 |
長さ(インチ) | No.3/38.75、No.4/38.25、No.5/37.75、No.6/37.25、No.7/36.75、No.8/36.25、No.9/35.75、PW/35.25 |
素材 | ヘッド:軟鉄(S20C) |
仕上げ | 本体サテン、背面ミラー+サテン+ショット仕上げ |
7.【2018年】スリクソン ZU85 ユーティリティアイアン
ラフからでも振り抜けの良さが実感できるアイアンタイプのユーティリティ
飛距離に不安がある、ボールコントロールが難しい、芝のきついラフからのショットがキツイと感じているなら、ユーティリティ(役に立つ)を使えば簡単に解決できます。スリクソンZU85は、ユーティリティの世界標準であるハイブリットアイアンタイプで、ウッドタイプのユーティリティと比べて使用場面は広がるはずです。さらに同一モデルで統一するアイアンセットから、多種モデル混合で弱点をカバーするコンボセットが注目されているなか、確実に使える道具だけを装備したいゴルファーにとって役に立つクラブといえるでしょう。
ZU85の口コミ
こんな人におすすめ!
ショット精度と安定性を求めるゴルファー向け
ZU85の仕様・製品情報
商品名 | 【2018年】SRIXON ZU85 ユーティリティ |
形状 | 中空構造のユーティリティアイアン |
ロフト角 | No.2/18、No.3/20、No.4/23、No.5/26、No.6/29 |
ライ角 | No.2/59.5、No.3/60、No.4/60.5、No.5/61、No.6/61.5 |
長さ(インチ) | No.2/40.25、No.3/39.75、No.4/39.25、No.5/38.75、No.6/38.25 |
素材 | フェース:クロムバナジュム鋼、ヘッド:軟鉄(S20C) |
仕上げ | 本体サテン、背面ミラー+ショット仕上げ |
8.【2020年】スリクソンZX5アイアン
圧倒的な飛距離と抜群のコントロール性能
スリクソンZX5アイアンは、簡単に飛距離アップできる「MAINFRAME(メインフレーム)」に特徴があります。キャビティバックタイプのZX5アイアンは、フェースのたわみを利用して球を弾くスプリング効果が得られやすく、さらにスイートスポットエリアが広がったことでミスショットのカバーにも役立ち、初心者でも安心して振り切れるモデルといえます。ただ他のキャビティアイアンと違い、アイアンタイプのユーティリティに採用されている「簡単に飛ばせる」テクノロジー「MAINFRAME」を導入したことで、スキルにかかわらず誰もが距離感と方向性、そして飛距離を手にすることができるアイアンなのです。
ZX5の口コミ
こんな人におすすめ!
飛距離や精度に満足できていないゴルファー
ZX5アイアンの仕様・製品情報
商品名 | ZX5アイアン |
形状 | キャビティ |
ロフト角 | No.4/22、No.5/24、No.6/27、No.7/31、No.8/35、No.9/39、PW/44、AW/50、SW/56 |
ライ角 | No.4/60.5、No.5/61.0、No.6/61.5、No.7/62.0、No.8/62.5、No.9/63.0、PW/63.5、AW/63.5、SW/63.5 |
バンス角 | No.4/12.0、No.5/13.0、No.6/14.0、No.7/15.0、No.8/16.0、No.9/17.0、PW/18.0、AW/18.0、SW/9.5 |
長さ(インチ) | No.4/38.5、No.5/38、No.6/37.5、No.7/37、No.8/36.5、No.9/36、PW/35.5、AW/35.5、SW/35.5 |
素材 | フェース/クロムバナジューム鋼
No.4~7/軟鉄(S20C)・タングステンニッケルウエイト No.8~SW:/軟鉄(S20C) |
仕上げ | 本体ショット、背面ミラー+ショット仕上げ |
9.【2020年】スリクソンZX7アイアン
面白いようにバックスピンをかけられるアイアン
スリクソンZX7アイアンは、軟鉄の柔らかい打感の特性を活かしつつ、十分な飛距離も得られるキャビティタイプのアイアンです。ピンをデッドに狙うショートアイアンの8番アイアン~ピッチングウェッジは、フェース面の溝を深く幅も狭くしスピン性能を向上させたことで、簡単にギュギュっと止まる球が打てます。一方で3番4番のロングアイアン、5番~7番のミドルアイアンは溝を広くしたことで、吹け上がりによる飛距離ダウンや方向のバラつきを抑えることができます。飛んで止まる球を求めるゴルファーにおすすめのアイアンといえるでしょう。
ZX7の口コミ
こんな人におすすめ!
飛んで止まるアイアンを求めるゴルファー向け
ZX7アイアンの仕様・製品情報
商品名 | ZX7アイアン |
形状 | キャビティ |
ロフト角 | No.3/20、No.4/22、No.5/25、No.6/28、No.7/32、No.8/36、No.9/41、PW/46、AW/51、SW/57 |
ライ角 | No.3/60.0、No.4/60.5、No.5/61.0、No.6/61.5、No.7/62.0、No.8/62.5、No.9/63.0、PW/63.5、AW/63.5、SW/63.5 |
バンス角 | No.3/19.0、No.4/19.0、No.5/19.0、No.6/19.0、No.7/19.0、No.8/19.0、No.9/20.0、PW/20.0、AW/20.0、SW/26.0 |
長さ(インチ) | No.4/38.75、No.4/38.25、No.5/37.75、No.6/37.25、No.7/36.75、No.8/36.25、No.9/35.75、PW/35.25、AW/35.25、SW/35.25 |
素材 | フェース/クロムバナジューム鋼
No.3~7/軟鉄(S20C)・タングステンニッケルウエイト No.8~SW/軟鉄(S20C) |
仕上げ | 本体ショット、背面ミラー+ショット仕上げ |
スリクソンアイアンのまとめ
今回はスリクソンの歴代アイアン7機種をピックアップし、各モデルの特徴や性能を比較しご紹介しました。当初のアスリート重視の視点から、徐々にゴルファーの中央値である初級者から中級者のモデル開発に移行したことで、幅広い支持を受ける日本を代表するアイアンとなりました。あらゆるレベルのゴルファーが、それぞれに合ったモデルを見つけることができるスリクソンのアイアンを手に取ってみてください。