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マスターズや全米女子オープンなどアメリカのツアー実施コース情報まとめ

世界中が注目を集めるマスターズなど、ゴルファーなら一度は海外のゴルフコースに憧れますよね。この記事ではオーガスタ・ナショナルをはじめとしたアメリカのツアー実施コースとその周辺の観光情報を紹介します。海外のゴルフコースの難易度やルール、また日本と違うマナーに関してもぜひチェックしてみてくださいね。


マスターズや全米オープンなど海外のメジャートーナメントを実施するコースで、一度はプレーしてみたいなんてゴルファーなら誰しも思ったことはあるでしょう。今回はマスターズの会場となっている、オーガスタ・ナショナルを始め全米各地の名コースとその周辺観光情報を紹介します。海外のゴルフコースの難易度やルール、また日本と違うマナーに関してもぜひチェックしてみてくださいね。

1.オーガスタナショナル

出典:https://www.masters.com/images/course/

1-1.基本情報

パー 72
距離 7475ヤード
住所 Washington Rd, Augusta, GA 30904

1-2.ツアー情報

マスターズが毎年行われるコースとして、日本で最も有名なアメリカのゴルフコースではないでしょうか。1934年にボビー・ジョーンズと実業家の友人のクリフォード・ロバーツが設計したコースは、難易度がとても高く「魔物が住んでいる」とまで言われています。優勝者が着るグリーンジャケットは、世界中のプロゴルファーの憧れといっても過言ではありません。

1-3.特徴

海外ツアーのメジャーはほとんどが毎年コースを変更します。歴史のある全英オープンでも、コースを何種類か利用します。しかしマスターズだけは必ずこのオーガスタ・ナショナルで実施されます。コースは谷と森に囲まれており、気まぐれな風を作ることから選手はクラブ選択に悩まされることになります。ラフがセカンドカットまでしかない点も、他のメジャートーナメントとの違いです。そのためたびたびビッグスコアが出ることがあり、2020年のダスティン・ジョンソンは最小打数の20アンダーで優勝しました。

1-4.難易度

まず「ガラスのグリーン」とよばれるほど、毎年のマスターズでは各選手がパッティングに苦しんでいる様子が見られます。11~13番ホールは特に難しい3ホールで、「アーメンコーナー」と呼ばれ毎回波乱の展開が待ち受けています。11番ホールはオーガスタでは最初の池のあるホールで、セカンドショット地点では池の恐怖感があり、尚且つ505ヤードと長いためロングアイアンで狙うことになります。まさにアーメンコーナー(神様に祈りたい気持ちになる)の最初のホールにふさわしい内容と言えるでしょう。
12番ホールは155ヤードとアマチュアが回るコースでもよくある距離です。しかし手前の池やバンカー、グリーンをこぼれるとすぐにダウンスロープになっており、ボールが転がっていってしまいます。またグリーンが斜めに傾斜しているため、カップの位置によってはトッププロでも四苦八苦するホールです。13番ホールはツーオン可能なロングホールですが、かつて中島常幸選手が13打を打ったことでも有名な罠の多いホールとなっています。

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1-5.周辺観光情報

出典:https://www.gousa.jp/destination/augusta
オーガスタナショナルのあるジョージア州オーガスタは、観光スポットとしても有名です。特にオーガスタ川岸遊歩道、フィニズ・スワンプ自然公園などで大自然に触れることができます。オーガスタは亜熱帯地方であり、南国ならではの植物を多く見ることができます。さらにオーガスタ歴史博物館では、ソウルミュージックの帝王、ジェームス・ブラウンに関する数千点もの資料を展示。ほかにも、工芸品、以前走っていた電車などオーガスタの歴史に触れることができます。

2.ペブルビーチ・ゴルフリンクス

出典:https://www.pebblebeach.com/

2-1.基本情報

パー 72
距離 6,828ヤード
住所 Pebble Beach Resorts, 17-Mile Drive, Pebble Beach, CA

2-2.ツアー情報

全米オープン(1972年、1982年、1992年、2000年、2010年、2019年)

(2019年の全米オープンは開場100周年記念で開催)

全米プロゴルフ選手権 (1977年)

AT&Tペブルビーチプロアマ (1947–現在)

Nature Valley First Tee Open at Pebble Beach (2004–現在)

2-3.特徴

1919年オープンの歴史のあるコースでありカリフォルニア州の海沿いにあり、多くのホールで海に向かって打つ最高の景色の中でプレイができます。さらにペブルビーチ・ゴルフリンクスの大きな特徴は、会員でなく一般人でもプレーすることができる点です。しかし一般人でもプレーはできますが、プレーする場合は最低2泊のホテル滞在が必要で、高級リゾート地とあって通常のアメリカのゴルフコースと比べてもプレーフィーは高額です。ですが、あの帝王といわれたジャック・ニクラウスが、「あと1ラウンドしかプレーできない場合は、ペブルビーチでプレーする」といったほど、ゴルファーに愛される素晴らしいコースです。

2-4.難易度

パー72で6828ヤードと距離が短く、海風が直接あたるため風を読むのも難しいコースです。また海流の影響により天候も変わりやすく、突然霧がかかっていまい、コースが真っ白になることもよくあります。つまり行ってみないとわからないコースでありそこに楽しみがあるのです。

2-5.周辺観光情報


周辺はゴルフ場が多く、アメリカでも有数の名コース「サイプレス・ポイント・クラブ」もあります。世界一美しいパー3と言われている16番ホールや「西のサイプレス、東のオーガスタ」とも言われる名コースです。ゴルフコースは高級別荘地が集まる場所にあり、高級ブティックや高級レストランなどが立ち並ぶエリアにあります。

車で2時間ほど走るとサンノゼにも足を伸ばせます。サンノゼはシリコンバレーの中心地であり、アメリカのテクノロジーの歴史を見ることができる場所でもあります。観光スポットとしては、実在の幽霊屋敷として有名な「ウィンチェスター・ミステリーハウス」があるので、風変わりな有名建築を一目見に行ってみては。

3.ワイアラエカントリークラブ

出典:https://www.golftourusa.com/

3-1.基本情報

パー 71
距離 チャンピオンシップティ 7,020ヤード

メンバーティー 5,962ヤード

レギュラーティ 5,962ヤード
住所 4997 Kahala Ave. Honolulu, HI 96816

3-2.ツアー情報

ソニーオープン・イン・ハワイ(毎年)

3-3.特徴

1983年に青木功選手が最終18番でイーグルを決め、日本人で初めてアメリカのツアーで優勝したコースです。ハワイには数多くのゴルフ場があるのですが、その中でも名門で会員制のコースとなっています。世界的に有名なコース設計家セス・レイナーが設計し1927年に設立。マスターズが行われるオーガスタ・ナショナルよりも長い歴史のあるクラブです。戦略性がありコースマネージメントをしないと大たたきする可能性もあります。9番ロングホールは、ソニーオープンでは数多くのイーグルが見られ、アマチュアにとってもバーディーのチャンスがあるかもしれません。ワイアラエCCでプレイするには会員になる必要があります。会員になるためには現在のメンバー2人以上からの推薦に加えてその他4人以上からの推薦が必須です。しかし会員の方と同伴プレーすることはできます。

3-4.難易度

ソニーオープンは毎年バーティー合戦になるのですが、実際にプレーしてみると、バンカーや川、ドッグレッグのホールが多く上級者向けのコースです。さらにハワイ独特の強風を読み切るのは、地元のプレイヤーでも容易なことではありません。

3-5.周辺観光情報


ダイヤモンドヘッドから数分の場所にあり、日本人にもおなじみの場所にコースがあります。ワイキキビーチまでも車で10~15分程の場所にあり、ラウンド後はビーチやショッピングなどを楽しむことができます。また折角なのでダイヤモンドヘッドに登ってみてはいかがでしょうか。特に山頂から見るサンライズがおすすめです。45分ほどで登ることができるので、普段登山をしない方でも気軽に登ることができます。

4.トーリーパインズゴルフコース

出典:http://www.torreypinesgolfcourse.com/

4-1.基本情報

パー 2コースともパー72
距離 北コース7,258ヤード 南コース7,698ヤード
住所 11480 Torrey pines park Rd, San Diego, CA

4-2.ツアー情報

USPGAツアー ファーマーズインシュランス オープン(毎年)

全米オープン (2008年)

4-3.特徴

ノースとサウスに分かれており、美しい景色の中プレイすることができます。中には太平洋を見下ろしてプレーできるホールもあります。コースの隣からはパラグライダーが飛ぶなど、アメリカらしい風景を見ることもできます。ファーマーズインシュランス オープンなどさまざまなトーナメントが開催されているコースであり、パブリックコースのため会員になる必要はありません。どなたでもプレー可能です。

4-4.難易度

太平洋からの強風がふき、グリーンも速いことから難しいコースの一つとなっています。また時期によってはラフが延び、一度ラフにいれるとグリーンを狙えないケースもあります。平たい部分がほとんどないため、ティーショットの落としどころが非常に難しいコースでもあります。

4-5.周辺観光情報


トリーパインズは全米で最も高級住宅地であるラホヤにあります。ラホヤから25kmのところにサンディエゴがあり、プレー後はサンディエゴを観光するのがおすすめです。サンディエゴは年間通して温暖で、メキシコとの国境に近い都市です。ラホヤビーチなどさまざまなビーチや、空母が博物館になったミッドウエイ博物館やメキシコ文化に触れることができるオールドタウンにも足をのばすとよいでしょう。

5.チャンピオンズゴルフクラブ

出典:https://www.championsgolfclub.com/

5-1.基本情報

パー いずれもパー71
距離 サイプレスクリーク6731ヤード、ジャックラビット6558ヤード
住所 Champions Dr Houston, Texas 77069-1330

5-2.ツアー情報

全米女子オープン(2020年)

5-3.特徴

2020年12月全米女子オープンが開催されました。この試合で渋野選手が最終日を首位でスタートした時、日本中のゴルフファンが熱狂したのではないでしょうか。4日間寝不足だった人もいらっしゃるでしょう。12月といった普段開催されることがない時期での開催や強風、異例の2コースを使った大会とはいえ優勝したキム・アリム選手が3アンダーであることをはじめ、アンダーパーが渋野選手を含めて4人しかいなかった難コースです。

5-4.難易度

チャンピオンズGCには全米女子オープンで使われたサイプレスクリークと、ジャックラビットの2コースがあります。サイプレスクリークはパー71で6731ヤードとかなり長いコースです。ジャックラビットは6558ヤード、パー71とやや短いのですが、いずれのコースも池が多く配置されており難しいコースとなっています。2020年全米女子オープンでは優勝者が3アンダーだったことからも、難しさが伝わってきますね。

5-5.周辺観光情報


チャンピオンズGCのあるテキサス州ヒューストンは、アートや音楽の街でダウンタウンなどさまざまな場所でアートや音楽を楽しむことができます。特にブルースはブルース発祥の地であり、ライブハウスやクラブなどでブルースを堪能するとよいでしょう。またヒューストンには世界的に有名なヒューストン宇宙センターがあります。ヒューストン宇宙センターはNASAの公式ビジターズセンターであり、宇宙体験や充実した教育プログラムがあります。

6.知らないと赤っ恥!?知っておきたいゴルフ場での注意点


海外でプレーするチャンスがあるなら、事前に日本とのルールやマナーの違いについて知っておきたいものです。何も知らずにいつものようにプレーをしてしまうと、赤っ恥をかいてしまうかもしれません。海外(特にアメリカ)でプレーする際に知っておきたい、日本との違いを説明してきます。

6-1.9ホールプレイ後に休憩をしない

日本では必ずといっていいほど、9ホールをプレイしたあとに休憩をとりますね。しかし海外では18ホールを一気にラウンドすることが基本です。そのため早めにトイレにいったり、少し食べ物を持っておくなど準備をするようにしておきましょう。

6-2.必ずアウトからスタート

日本はアウトスタート、インスタートがありますが海外特にアメリカは全てアウトからスタートします。説明が必ずありますが、インからスタートするようなことはしないでください。

6-3.キャディーがいない(セルフプレー)


日本でもセルフプレーをするコースも増えつつありますが、基本的にキャディーさんがいます。海外でもキャディーを付けることはできますが、あくまでオプションであり自動的に付いているわけではありません。もし付ける場合は、チップを支払うことを忘れないようにしましょう。

また日本ではまだほとんどないのですが、海外では一人でプレーすることができるコースも多く、一緒にプレーをしてくれる人が見つからない、予定が合わない場合でも問題ありません。日本ではフェアウエイの外を、カートが自動で走行するカート道路がありますが、アメリカのゴルフ場にはそのようなカート道ではなく、カートはハンドルを操作して操縦します。そのため、フェアウエイに乗り入れ可能なケースも多くなっています。芝の状態によってカートのフェアウエイ乗り入れが禁止されている場合もあるので、注意書きなどを見落とさないよう気をつけましょう。

6-4.ドレスコードはコースにより違う

日本では、クラブハウス内ではジャケットを着たり帽子を脱ぐといったドレスコードがあるゴルフ場が多いですが、アメリカではほとんどドレスコードはありません。上記に紹介したような一部の名門コースにはドレスコードがあるケースがありますが、基本的にプレー中以外の服装には規定がありません。中にはTシャツにジーンズでのプレーが可能なゴルフコースもあり、よりカジュアルに楽しむことができます。

6-5.スピーディーなプレイ

日本でも厳しくなっていますが、海外ではスロープレイに対しては厳しい目で見られます。ダブルパーを超えそうならピックアップしたり、次のショットで使う番手を必ず準備しておくなどの用意が必要です。

7.まとめ

今回はアメリカでツアーを開催している5つの有名コースと周辺の観光情報について紹介しました。
  1. オーガスタナショナル(会員制)
  2. ペブルビーチ・ゴルフリンクス(パブリック)
  3. ワイアラエカントリークラブ(会員制)
  4. トーリーパインズゴルフコース(パブリック)
  5. チャンピオンズゴルフクラブ(会員制)
海外の名門コースは会員制のところが多いのですが、中には一般人でもプレーできるコースもあります。プレーができないゴルフ場でも、例えばワイアラエカントリークラブではゴルフショップへの立ち寄りが可能で、歴代優勝者の青木功プロの写真を見ることができます。さらにオーガスタ・ナショナルでは、マスターズ・トーナメントの練習ラウンドやパー3コンテストだけの見学も行っています(詳細は事前にツアー会社などにご確認ください)。ぜひこちらの記事を参考に海外でのゴルフ観戦旅行の計画を立ててみてくださいね。

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KUMA1
KUMA1

私は高校、大学とアメリカで卒業し、卒業後に数年アメリカで仕事をしていました。小学生の時、父にダンロップフェニックスに連れていってもらい、そのあと海外のメジャートーナメントは必ず見るなどゴルフに完全にはまったのです。 アメリカ留学後もゴルフ好きの友人ができ、オーガスタナショナルにマスターズを見に行ったり、ハワイに移動してからは毎年ハワイアンオープン(現ソニーオープン)を見に行っていました。実際にアメリカでプレイしたコースも多いです。

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