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【プロ解説】練習すればするほどゴルフが下手に?スランプの原因と対処法まとめ

ゴルフをやっていれば良い時もあれば悪い時もあります。良い時は問題ありませんが悪い時の練習のやり方を間違えるとスランプを抜け出せません。この記事ではティーチングプロの筆者がどのようにスランプになり、どのようにスランプを脱出すればよいのかお伝えしていきます。

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ゴルフのスランプ。ゴルフをやっているとスランプに陥るのはしかたのないことです。調子が良い時は考えなかったことが、ゴルフのスランプになると細かい動きまで気になり、やればやるほどわからなくなる人が多いのがスランプです。これは何も初心者に限った話ではありません。プロや上級者でもスランプになり、そのままゴルフの調子が戻らない人もいます。ゴルフのスランプになった時に大切なことはいろいろあります。スイング中の動きはもちろんですが、メンタル面も重要です。今回はゴルフのスランプになった時にはどのようにすれば良いかティーチングプロの筆者がお伝えしていきます。この記事を読めばスランプになっても冷静に考えられると思います。

ゴルフのスランプは誰でも起こる

ゴルフを長年やっていれば、調子が良く練習すればする程上達する時期と、逆に何をやっても上手くいかない時があります。練習をしていて上達しているのであれば、そのまま練習を続けていれば良いのですが、練習しても上達しないばかりか、逆に下手になっている場合は冷静になって考える必要があります。俗にスランプと呼ばれるものです。

スランプになると、正しい対処法を知っていないとなかなか上達することはできません。そればかりか今までより下手になり元に戻らないことだってあります。これはアマチュアに限った話ではなく、プロでも同じです。昔は有名だった選手がスランプによって活躍することが出来なくなった話はよく聞きます。スランプになった時は、原因を考えて、冷静に対処する必要があります。

スランプに陥ったときに確認すること

スランプになったらいくつか確認したほうが良いことがあります。スランプになる原因は大きく分けると2つです。それは技術面と精神面です。これはどちらか1つと言うわけではなく、割合の問題です。まだ100を切れないような人なら技術的にスランプになっていることの方が多く、シングルプレーヤーなどの上級者であれば、精神面の影響が多いかもしれません。まずは、冷静に自分がどうしてスランプになっているのか確認しましょう。

スランプの心理的原因3パターン

スランプになると、当たらない思いから心理的にも負担がかかります。今まで打てていたショットが、打てなくなれば心理的に辛いのは誰にでもわかるはずです。心理的にスランプに陥る人は3つのパターンがあります。

1.完璧にやろうとして形にこだわりすぎる

スランプになる人は頑張って練習している人です。練習していない人は、そもそもスランプなのかそうでないのか分からないと思います。スランプになったということは頑張っている証拠でもあります。少しでもゴルフが上手くなりたいという思いで自分で調べ研究し、本で読んだことができているかチェックして完璧にやろうとするはずです。完璧にやろうとするあまり、形にこだわりすぎてリズムが悪くなってスランプになるケースが非常に多い印象があります。すぐにそのことに気づけばスランプにならないのですが、そのまま練習を続けるとそのリズムが当たり前となって最悪の場合イップス(体が思うように動かない現象)になり治すのに時間がかかります。このような人は完璧を求め過ぎず感覚を磨く練習をするのがおすすめです。

2.固定概念が捨てられない

固定概念を捨てられない人もスランプになりやすい傾向があります。悪く言えば頑固な人です。自分が正しいと思っていることが実際は間違っていると練習すればするほど下手になりスランプになるのです。このような人は頭を柔軟にして色々試すことがおすすめです。

3.色々試しすぎる

現代では情報を色々自分でとることができます。お金を払えば本やDVDで情報がとれますし、YouTubeのような無料の動画サービスやインスタグラムでも情報をとることができます。ゴルフの理論は無数にあるのが厄介なところです。よく勘違いしている人がいますが、全てのゴルフ理論の終着点が同じではありません。このことを知っていれば情報に惑わされず練習ができるのかもしれません。色々試しすぎる人はどの理論も最終的に同じことを言っていると思っているか、好奇心旺盛で見た情報を試したい人です。色々試しているうちに、何が正しくて何が悪いのか判断がつかなくなり、そもそもどのような練習をすればよいのか分からなくなる人もいます。このような人は信頼できるプロを見つけて1人にレッスンをしてもらうことをおすすめします。

正しい体の動かし方

スランプになる最初の段階は普段と違う動きをすることから始まります。今までより更に上達するために、動きを変えることで、今までとは感覚が変わってスランプになるのです。間違った動きを修正することは良いことですが、その動きが本当に正しい動きなのか見極める必要があります。ここでは基本となる体の動かし方、クラブの動かし方、リズムの3つを確認の意味も込めてお伝えしていきます。

ゴルフ理論は数多く存在しており、一概に「この体の動かし方が絶対に正しい動かし方です。」とは言い切れません。しかし、ゴルフの基本的な体の動かし方は存在します。まずは基本の体の動かし方が出来ているかチェックして下さい。

1.軸回転ができているか

まず確認して貰いたいのが軸です。ゴルフの基本は軸回転です。これは軸をどこに置くかは理論によって若干の違いはありますがゴルフの基本は軸回転なのは間違いありません。飛ばそうとするあまり、軸が大きく動くほど体重移動をしたり、地面反力を使おうと前傾角度が崩れるくらい足を使うと当たらなくなります。

2.バックスイングで手先が先行していないか

体を動かす順番も重要です。バックスイングで手先だけが先行していませんか?バックスイングでは体と同調して上げるのが正解です。クラブを手先で上げると体が捻られずスイングアークが小さくなります。スイングアークが小さくなると遠心力も小さくなり飛ばなくなります。そればかりかトップでの肩の入り方も悪くなり、アウトサイドインの軌道になりやすくなります。

3.ダウンスイングで下半身から切り返しているか

バックスイングの体の順番があれば当然ダウンスイングの体を動かす順番もあります。上半身がトップに行く少し前から下半身からダウンスイングに入るのは、どのプロゴルファーを見ても明らかです。よくある勘違いの1つとして、捻転差はトップで1番強くなると勘違いしている人がいます。トップで下半身と上半身の捻転差が強ければ飛ぶと思っている人です。捻転差が1番できるのは切り返しです。いくらトップで上半身を捻っても上半身から切り返しているようではインパクトで力を効率よく伝えることはできません。正しいダウンスイングの順番は下半身から切り返すので覚えておきましょう。

4.スイングのリズムが悪くなっていないか

スランプになっている人のほとんどは力んでリズムが悪くなっています。これは当たらなくなっていくうちにボールに当てに行くスイングになるためです。うまくボールが当たらないからと言ってボールに意識がいき過ぎると体が硬くなりスイングがぎこちなくなります。スイングの形にこだわりすぎるのもリズムが悪くなる原因です。自分のスイングのエラー箇所を修正するために形を良くする練習は有効です。しかしスイングの形だけにこだわりすぎるとリズムが悪くなるので、スイングがスムーズになるような練習をバランスよくするのも忘れないようにしましょう。

スランプに陥ったときの正しい対処法は?

スランプに陥った場合は、精神的な原因と技術的な原因、それぞれの現状を見極めそれに合った対処法を取ることが必要です。当然のことだと思うかもしれませんが、これが意外とできない人が多いのです。まずはどこが悪いのか知るため、スイングであれば動画を撮って確認するのがよいでしょう。しかしスイングのどこが悪いのか見極めるのは難しいことです。

1番のおすすめはプロに見てもらうことです。プロに見てもらえば何が悪いかすぐに分かるはずです。何が悪いか分かれば自信を持って練習できるはずです。もしそれが難しければ小さい振りから確認すると良いでしょう。腰から腰程度の振りから始めて問題なければ徐々に大きく振ってボールが曲がる振りを探して下さい。このようにしてスイングを大きくしていくと上手く打てなくなる振り幅が見つかるはずです。その振り幅の中で何処が間違っているのか探しましょう。間違っている箇所が見つかればその場所を正しくすればスランプから抜け出せるはずです。

心理的要素でスランプになっている場合不安を取り除くには考え方を変える必要があります。大抵の場合完璧にやろうとしすぎています。プロでも完璧に動けている人など1人もいません。タイガーウッズでもコーチを付けているくらいです。もっとミスをしても良いと考えボールに当てに行く動きが無くなればスランプから抜け出せるはずです。

まとめ

今回はゴルフのスランプについてお伝えしました。ゴルフを長年やっていればスランプになることもあるはずです。その時に正しい対処法を知っていればスランプから抜け出すことができるはずです。しかし間違った練習を続けていると、悪い動きが固まりゴルフが下手になって最悪の場合ゴルフが楽しくなくなり辞めてしまうかもしれません。そうなる前に何故スランプになっているのか原因を見つけて正しく対処していきましょう。本来プロに見てもらうのが1番ですが、もしそれができない場合は基本を見直し小さいスイングから治していくのがおすすめです。正しい方法で練習していれば必ずスランプから抜け出すことができます。今回の方法を是非試してみてください。

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鈴木
鈴木

PGA(日本ゴルフ協会)ティーチングプロ。ゴルフ歴は30数年。小さいころからPGAティーチングプロである父の指導の元ゴルフの練習に励む。高校を卒業したのち神奈川県にあるゴルフ場の研修生として働く。25歳でPGA(日本ゴルフ協会)会員となりレッスン活動に励む。現在は某ゴルフスクールでレッスンしている。誰にでも分かりやすく楽しいレッスンを心がけています。

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