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7番アイアンが難しいのはなぜ?正しい打ち方、代わりになるユーティリティまとめ

ゴルフを始めたての初心者は7番アイアンでゴルフを覚える人が多いと思います。なぜ7番を練習するのでしょうか?練習しても7番アイアンが難しいと感じる人も多くいます。そのような人はユーティリティに変えるべきなのでしょうか?

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ゴルフスイングを覚えるのに最適なクラブは7番と教わった人は多いのではないでしょうか?みんなが同じように7番で練習しろと言うから練習しているけれど、全然上手くならない。どうすれば打てるようになるのか分からない。このような悩みを抱えている人は多くいます。7番アイアンはスイング作りの他にもグリーンを狙うクラブでもあります。苦手意識を持っているとゴルフのスコアが良くなりません。今回は7番アイアンについて詳しくお伝えしていきます。打ち方が分からない人やどうしても打てないから代わりのクラブを探している人まで参考にしてください。

はじめは7番アイアンで練習するのが定石?

7番アイアンでスイングを覚えましょう。このように聞いたことのある人は多いと思います。30年前は6番アイアンでこのように言っていましたがクラブの進化によって6番アイアンから7番アイアンに変わっていきました。それではなぜ7番アイアンでスイングを覚えるのが良いのでしょうか?7番アイアンは全てのクラブの中間のクラブと言われています。クラブの長さとロフト角が中間のクラブなので7番アイアンを覚えて徐々に打てるクラブを増やしていった方が効率よくスイングを覚えられるという考えです。この考え方で、多くのレッスンプロも指導しているので定石だと言えるでしょう。

なぜ30年前は6番アイアンだったのに今は7番アイアンなのかと言うと、クラブの進化によって30年前のクラブと比べるとクラブのロフト角が少なくなり、クラブも長くなってきたためです。つまり30年前の6番アイアンが今の7番アイアンと言えるでしょう。今後もクラブのロフトを立てて飛ぶようになれば7番アイアンでなく8番でスイングを覚えましょうと言う日が来るかもしれません。

7番アイアンの平均飛距離は?

男子 女子
アマチュアゴルファー 140ヤード 90ヤード
飛ばし屋 160ヤード~ 110ヤード~
プロ 170〜190ヤード 150ヤード

7番アイアンの平均飛距離はどれくらいでしょうか?よく7番アイアンは150ヤードと言っているのを聞きますが本当でしょうか?年齢やゴルフ歴にもよりますが、男性で140ヤード、女性で90ヤードが平均だと思います。男子プロの場合170〜190ヤード程です。松山英樹で190ヤードなのでドライバーで300ヤードを超える人はこのくらい出る可能性があります。女子プロで150ヤード程です。女子プロのヘッドスピードは男性アマチュアゴルファーと同じくらいなので納得です。男性で160ヤード以上、女性で110ヤード以上飛ばせれば「飛ばし屋」と言っても良いかもしれません。自分では150ヤード飛ぶと思っていても実際測ったらそこまで飛んでいなかった人は多いので、しっかり自分の飛距離を把握しておきましょう。

7番アイアンはなぜ難しいの?

7番アイアンが難しいと感じる人は多いと思います。なぜ難しく感じるのでしょうか?難しいと感じるのは上手く当たらないからです。上手く当たらない原因はいろいろありますが、初心者の場合地面から打つので難しく感じるのだと思います。ドライバーはクラブヘッドが大きくティーアップして打てるので球に当てるのは簡単ですが、7番アイアンはドライバーに比べてクラブヘッドが小さく地面から打たなくてはいけないため、当てることが難しく感じる人もいます。最近のアイアンセットは1番長いアイアンが7番アイアンの場合が多く、それも難しく感じる原因だと思います。

当てることはできるけれど難しく感じる人もいます。もしかしたらヘッドスピードが足りていなかったりクラブが合っていないことが考えられます。7番アイアンだけに限ったことではありませんが、ヘッドスピードが遅いと球は飛びません。ピッチングウェッジと9番アイアン、8番アイアンは距離が変わるのに8番アイアンと7番アイアンは同じ場合はヘッドスピードが足りていない可能性が考えられます。このような場合は無理に7番アイアンを使うより代わりのクラブを入れる方が良いかもしれません。クラブを貰ってゴルフを始めた人も多いはずです。そのような人が7番アイアンが苦手な場合はクラブが合ってないかもしれません。クラブが重すぎる場合はヘッドスピードが上がらず、当たっても上手く飛びません。クラブが軽すぎても手打ちになり安定しないでしょう。自分に合っていないクラブを使っている人が、合うクラブに変えただけで苦手ではなくなるケースはよくあります。

7番アイアンの正しい打ち方

7番アイアンの正しい打ち方を説明します。よく球を上げようとして下からすくうように打っている人がいますが、これは間違いです。下からすくう人はインパクトで体重が右足に残りやすくインパクト前でクラブがリリースされてしまいます。このような打ち方で芯に当たったとしても球は上に上がるばかりで正しい飛距離がでません。スピン量が多く風に極端に弱くなります。

7番アイアンはボールに対して緩やかな軌道で打ち込む必要があります。上から打ち込むことをゴルフ用語でダウンブローと言います。正しくアドレスが出来ていればそのまま回転して腕が体に遅れてついてくるようにすれば自然とダウンブローになるはずです。腕が遅れてくることで自然と手元が目標方向に出たハンドファーストになります。ハンドファーストでインパクトできていれば7番アイアンは正しく飛んでいくはずです。

7番アイアンの効果的な練習法

7番アイアンの練習法をお伝えします。まず大切なのはアドレスです。7番アイアンが上手く打てないと言っている人の多くはアドレスが間違っています。軸が傾いていたりグリップが間違っていたりすると正しくスイングできたとしても正しい飛び方にはなりません。まずはアドレスやグリップを正しくできるようにしてください。アドレスやグリップを正しくするのにおすすめな練習法は鏡で確認することです。全身鏡の前でアドレスをすればグリップが正しくできているか、アドレスが正しくできているか確認できます。自分では正しく構えられたと思っていても実際は正しくないことは上級者でもよくあります。打ち方を見直す前にアドレスやグリップがしっかりできているか確認しましょう。

どのようなグリップが正しいのか分からない人にはグリップ練習器具を使って練習することをおすすめします。グリップもアドレス同様、最初は正しく握れていたとしても少しずつ変わってくるものです。グリップ練習器具を握る習慣を付けておけば常に正しいグリップを覚えられるので持っていない人は買うのが良いでしょう。正しいアドレスができたら小さい振りで軸がずれないように練習するのが効果的です。力いっぱいフルスイングするよりも、小さい振りで軸回転を覚えることができればスイングが良くなっていくので沢山練習しましょう。

ユーティリティに代えるという選択肢

7番アイアンが打てない人や、打てても弾道が低くグリーン上で止められない人はユーティリティに変えることを検討すると良いでしょう。最近では様々なメーカーから色々なロフト角のユーティリティが販売されています。自分の使っている7番アイアンのロフト角を調べて同じ角度のユーティリティを買えば番手通りの飛距離が出るはずです。アイアンに比べてユーティリティは簡単にできています。芯を外して打ってもミスになりにくく弾道もアイアンより高く上がるためグリーンで止めることができるはずです。

7番アイアンの代わりになるユーティリティ3選

7番アイアンの代わりになるユーティリティを紹介します。ユーティリティを買う前に7番アイアンのロフト角を調べるのを忘れないで下さい。7番アイアンのロフト角は人気のゼクシオアイアンで30°ほどです。もし分からなければ30°前後のロフト角のユーティリティを買うのが良いでしょう。

1.PING G430ハイブリッド

ITEM
ピン G430 ハイブリッド(日本正規品)【カスタムオーダー】 PING

曲がりが少ないことで有名なピンのユーティリティです。ハイブリッドとはユーティリティと同じ意味です。7番アイアンの代わりにユーティリティを探している人は操作性よりも簡単に球が上がるユーティリティの方が良いはずです。ピンのユーティリティはロフトバリエーションが多いのでおすすめです。好みの球筋になるようにロフト調整機能も付いているので多少ロフトが違っても問題ありません。

2.ゼクシオ プライムハイブリッド

ITEM
ダンロップ ゼクシオ プライム ハイブリッド SP−1100 XXIO PRIME 2021年モデル

軽めのアイアンを使っている人におすすめなのがゼクシオプライムハイブリッドです。通常のゼクシオよりヘッドスピードが遅めのシニア向けの商品で軽くて簡単に打てると評判のクラブです。捕まりも良いのでスライスに悩んでいる人におすすめできます。

3.PRGR Qシリーズ ユーティリティ

ITEM
プロギア キャリーズQ(キュー)ユーティリティ(ハイブリッド) Q4/Q5 [ダイナミックゴールド120/105 シリーズ] スチールシャフト S200 DYNAMIC GOLD PRGR 窮地を救うCarrys Qシリーズ

とにかく簡単にどんなライからでも高く上げたい人におすすめなのがPRGR Qシリーズのユーティリティです。7番アイアンの代わりならQ33になるかと思います(クラブによってはQ28かもしれません)。フェースプログレッションが大きくいわゆる「出っ歯」のユーティリティです。アイアンよりフェアウェイウッドが得意な人に合うユーティリティとなります。ソールも抜けが良く悪いライからでも簡単に高い球が打てるはずです。

まとめ

今回は7番アイアンについてお伝えしました。7番アイアンは全番手の中間のクラブでスイング作りに最適なクラブです。平均飛距離は男性で140ヤード、女性で90ヤードと言われていますが、自分の飛距離を多く見積もっている人が多い印象です。まずは自分の飛距離をしっかり把握することが大切です。7番アイアンが上手く打てない人は基本ができていないことが多いので、アドレスから見直しましょう。当たっているのに8番アイアンと飛距離が変わらない場合はヘッドスピードが足りない可能性があります。そのような人は代わりになるユーティリティを検討してみてはいかがでしょうか?もし何番で練習すれば良いのか分からない人は7番アイアンで練習することをおすすめします。

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鈴木
鈴木

PGA(日本ゴルフ協会)ティーチングプロ。ゴルフ歴は30数年。小さいころからPGAティーチングプロである父の指導の元ゴルフの練習に励む。高校を卒業したのち神奈川県にあるゴルフ場の研修生として働く。25歳でPGA(日本ゴルフ協会)会員となりレッスン活動に励む。現在は某ゴルフスクールでレッスンしている。誰にでも分かりやすく楽しいレッスンを心がけています。

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