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【全米女子オープン優勝】笹生優花の凄さとは?気になる情報まとめ

2021年の全米女子オープンを制し、東京オリンピックではフィリピン代表として出場する笹生優花プロ。今回はそんな笹生プロのクラブセッティングや最新情報など師匠であるジャンボ尾崎プロとの関係性にも触れながら紹介します。


笹生優花プロは2021年に全米女子オープンを制したことで、渋野日向子プロや畑岡奈紗プロなどと並ぶ若手の有望ゴルファーとして一躍注目されるようになりました。笹生プロは師匠の尾崎将司プロも絶賛するほど飛距離に秀でており、他の女子プロに比べて一風変わったセッティングになっています。そこで、今回は全米女子オープン優勝時を参考に、笹生優花プロのクラブセッティングを詳しく紹介します。東京五輪にも出場するのでテレビで応援する際の参考にもしてください。

笹生優花プロってどんな人?プロフィール紹介

 
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笹生優花プロは日本人の父とフィリピン人の母を持つ、フィリピン出身の若手女子プロゴルファーです。8歳からゴルフを始め、14歳のときにフィリピンで行われたプロのツアーで優勝。2018年にはフィリピン代表としてアジア競技大会の個人優勝も果たしています。2019年に初めて開催された「オーガスタ女子アマ」では日本から出場した安田祐香とともに3位に入りました。そして11月には日本女子プロゴルフ協会のプロテストに合格し、翌年8月のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで国内ツアー初優勝をしました。これは史上7番目の早さとなる19歳57日での初優勝で、21世紀生まれの女子プロでは初となる快挙でした。

その後も勢いは止まらず、2021年8月には全米女子オープンで大会史上最年少となる19歳351日での初優勝を成し遂げました。日本人の女子プロが海外メジャー大会を制するのは、樋口久子プロ、渋野日向子プロに次いで3人目です。2021年現在、笹生優花プロは日本とフィリピンどちらの国籍も持っていて、東京五輪にはフィリピン代表として出場する予定です。

お父さんと一緒に掴んだ全米女子オープン

今や日本、そして世界を代表する女子プロゴルフ選手となった笹生優花プロは、お父さんと二人三脚で実力を磨いていきました。笹生プロは小学生の頃、学校に馴染めず、お父さんが気晴らしにと連れて行ったのがゴルフの練習場でした。それがきっかけでゴルフに強い興味を持ち始めた笹生プロは、いつしか「宮里藍ちゃんみたいなゴルファーになりたい」という夢を持ちように。以降はお父さんがコーチとなり、夢を叶えるためにハードなトレーニングを重ねました。早朝から走り込んで下半身を鍛え、練習中は常に250gの重りを両足につけていたそうです。スクワットも毎日行い、中学生になる頃にはなんと1日1,200回。笹生プロとお父さんはストイックにゴルフと向き合い続けました。

練習やラウンドにかかる費用を抑えるために、笹生優花プロが小学3年生の頃にはフィリピンに移住。当時、まだ日本にも仕事があったお父さんは、日本とフィリピンを往復し、お金を稼ぎながら、熱心に娘を指導しました。そうした笹生親子の努力の結果、中学時代にドライバーの飛距離が250ヤードに到達。フィリピンのジュニア大会で複数回の優勝を果たしました。それから5年ほど後、5つのメジャータイトルの中でもとりわけ格式や注目度が高い全米女子オープンで優勝するのです。これは目標であった宮里藍プロもなしえなかった快挙でした。ずっと笹生優花プロを支え続けたお父さんは、「娘の夢を叶えるのが目的だった」と感激の涙を流したそうです。

ジャンボ尾崎も絶賛!笹生優花プロの凄さ

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笹生優花プロのストロングポイントは、なんと言ってもドライバーの飛距離。激しく体重移動をせずに体の軸回転を生かして飛ばすのがスイングの特徴で、平均飛距離は260ヤードと女子プロの中で頭ひとつ抜けています。そのずば抜けた飛距離の秘訣は、下半身のパワーやバネに直結する「床反力(ゆかはんりょく)」にあるそうです。自分の体重の2倍程度が一般的なのに対し、笹生プロには高校時代から体重の3.5倍の床反力がありました。これは同世代の男子プロを超える驚異的な下半身の強さです。

笹生優花プロはプロテスト合格後から「ジャンボ尾崎」こと尾崎将司プロの指導を受けていますが、尾崎プロも笹生プロのスイングを初めて見たとき、ヘッドスピードや足腰の強さに驚いたと言います。そして尾崎プロは「英莉花でも20ヤードはおいていかれる」と、女子プロ屈指の飛ばし屋である原英莉花プロと比較して、笹生プロの飛距離を絶賛しました。実際、2021年の国内女子ツアーにおける6月時点でのドライバーの平均飛距離を見ると、第1位の笹生プロが第2位の原プロに4ヤードほどの差をつけています。

全米女子オープンの優勝は「何クソ精神の賜物」

ジャンボ尾崎プロは、笹生優花プロが全米女子オープンを制した際に、「何クソ精神の賜物」「努力しかないことを一番理解し頑張ってきた成果」などの言葉で笹生プロの優勝を祝福しました。笹生プロは優勝する前年の全米女子オープンでは、3日目に6つを落とす大失速を経験しており、2021年大会での優勝はまさしく「何クソ精神の賜物」だと言えます。ちなみに全米女子オープンでも笹生プロのドライバーショットは光りましたが、桁違いの飛距離を生み出すそのスイングは、ローリー・マキロイのスイングを完璧にコピーしたものであるそうです。マキロイのかっこいいスイングに憧れた笹生プロは、マキロイのスイングを動画で徹底的に研究してものにしました。その結果、クセやミスの傾向までマキロイ選手に似るようになったと言います。

悔しさが生んだ日本一の飛距離

中学生の頃、笹生優花プロは「USガールズ ジュニア」というアメリカの大会に出場しました。笹生プロの武器は当時からフィリピンのジュニアで一番だったドライバーの飛距離。しかし、その大会で笹生プロは、アメリカ人選手にドライバーの飛距離で40ヤードほどもの差をつけられてしまいました。このことが相当悔しかった笹生プロは、コーチのお父さんに頼んで、更なるハードトレーニングに取り組みました。両足につける重りを250gから2.5kgに変え、さらに10kgのウエイトベストも着て走り込みを行ったそうです。お父さんは色々な教則本を読み、娘である笹生プロに必要なトレーニングを考案しました。日本一とも言える笹生プロのドライバーの飛距離は、悔しさをバネにした類稀なる努力によって作られたものなのです。

笹生優花プロのクラブセッティング

https://www.atpress.ne.jp/news/247573
2021年の全米女子オープンで優勝したときの笹生優花プロのクラブセッティングを紹介します。ドライバーは、笹生プロ憧れのローリー・マキロイも使用するテーラーメイド・SIM2シリーズの「SIM2MAX」です。ロフト角は9.5度に調整し、シャフトには女子プロゴルファーにはかなり硬めといえるフジクラシャフト・VENTUSの「黒」を選択しています。そのほかのウッドは、3番ウッドと20度のユーティリティ。3番ウッドはキャロウェイの「マーベリック サブゼロ」、ユーティリティは「マーベリック」を使っています。

続いてアイアンは、三浦技研の人気モデル「TC-101」です。ボールが左に飛ぶことを防ぐためにライ角を2度フラットにし、ヘッドが大きく見えるように研磨するという調整が入っています。笹生プロは4番アイアンからピッチングまで、全て「TC-101」で統一していますが、全米女子オープンでは5番アイアンから9番アイアンまでを使用しました。ちなみにこの「TC-101」は、調整前のものであれば一般にも購入が可能なモデルです。

全米女子オープンで笹生プロは、ピッチングを抜き、ウェッジを1本多く入れるというクラブセッティングを採用しました。笹生プロは通常、タイトリスト「ボーケイ・SM8」の52度、56度、60度を使っていますが、全米女子オープンではそれらに加えて46度も入れています。パターは高級パターブランド「ピレッティ」の「ピレッティ エリート ポテンザ ツアーオンリー GSS ハンドスタンプドパター Y.S. 」というモデルです。こちらは495,000円(税込)もする高級品ですが、笹生プロが全米女子オープンで優勝すると注文が殺到し、たちまち完売になったと言います。


なお、笹生プロはピレッティのパターを除いては特定のメーカーと契約せず、用具提供という形で使いたいクラブを選んでいます。そのため、クラブのモデルやセッティングが変更されることもしばしばです。例えば、2021年の全米女子オープンではドライバーはテーラーメイドの「SIM2MAX」でしたが、2020年までは松山英樹プロも使用したテーラーメイドの「M5」でした。またセッティングも、5番ウッドが入ったり、ウェッジが1本減ったりと、大会や日ごとに様々です。朝のウォームアップ時には、14本に加えて練習用のスティックを入れていることもあります。ロイヤルコレクションの「TRI-ONE STICK45」という製品で、市販で購入できるものなのでぜひお試しください。

クラブ メーカー・モデル
ドライバー テーラーメイド SIM2シリーズ「SIM2MAX」
3番ウッド キャロウェイ「マーベリック サブゼロ」
ユーティリティ キャロウェイ「マーベリック」(20度)
アイアン 三浦技研「TC-101」(5番〜9番)
ウェッジ タイトリスト「ボーケイ・SM8」(45度・52度・56度・60度)
パター ピレッティ「ピレッティ エリート ポテンザ ツアーオンリー GSS ハンドスタンプドパター Y.S. 」
スティック ロイヤルコレクション「TRI-ONE STICK45」(ウォームアップ用)
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、最新のセッティングとは異なることがあります。

笹生優花プロの最新情報&今後の予定

 
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笹生優花プロは、2021年7月8日〜11日に行われた米国女子ツアーのマラソンクラシックに出場し、通算11アンダーで5位タイに入りました。ちなみに優勝したのは、通算19アンダーで回った畑岡奈紗プロです。笹生プロは8月2日時点で、米国女子ツアーの賞金ランキングで第2位、国内女子ツアーの賞金ランキングでは第6位につけており、今後の活躍によっては、アメリカもしくは日本での賞金女王獲得が期待されます。7月14日から行われた米国女子ツアーのドウ・グレート・レイクス・ベイ招待は、米国女子ツアーでは唯一のペアマッチで、笹生プロはオーストラリアのミンジー・リープロとタッグを組んで5位に入りました。

大きく注目されているのは、なんといっても東京五輪です。笹生優花プロはフィリピン代表として出場します。日本代表は米国ツアーでの笹生プロのライバルとも言える畑岡奈紗プロと、2021年の国内ツアーで5勝して賞金ランキング2位につける稲見萌寧プロです。大会は2021年8月4日(水)から、霞ヶ関カンツリー倶楽部で始まります。笹生プロは日本人の2選手に加え、米国のロレックスランキングで全員が13位以内に入る米国代表の4選手、韓国代表の4選手らと、熾烈な優勝争いを演じることになります。初日と2日目の組み合わせが発表されましたが、笹生プロは全米女子オープン最終日に優勝争いを競り合ったアメリカのレキシー・トンプソンと同じ組になりました。全米女子オープンの再演を見せるのか、畑岡プロや稲見プロが力を発揮するのか、はたまた米国勢や韓国勢が強いのか、見逃せない一戦です。

まとめ

笹生優花プロは、日本とフィリピン両方の国籍を持ち、今や大注目の若手女子プロゴルファーです。一番の武器は強靭な下半身から生み出されるドライバーの飛距離で、師匠であるジャンボ尾崎プロからも賞賛をされています。そんな笹生プロは男子プロ顔負けのハードなセッティングで国内外のツアーを戦っています。

全米女子オープンを制した笹生プロは、今後、渋野日向子プロや畑岡奈紗プロらをはじめとするライバルとの争いを制し、国内外で賞金女王を獲得することが期待されます。またフィリピン代表として出場する東京五輪での活躍も見ものです。ぜひ一緒に笹生優花プロを応援しましょう。

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Seiji12
Seiji12

幼少期から20代半ばの今に至るまで、細々とゴルフを続けています。スコアは100そこそこであまり上手ではありませんが、小柄なわりにドライバーはよく飛びます。自己ベストの飛距離は330ヤードです。今後は札幌に永住する予定なので、これからは美しい北海道のコースを満喫したいと思っています!

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