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ティーチングプロが教える、100切り達成のために欠かせない考え方と練習法

ゴルフを始めて最初の壁と言われるスコアが100。スコアが100を切ることを100切りと呼びます。100切りの方法は色々ありますが効率の良い方法やコツなどあるのでしょうか?今回は100切りのマネジメントをお伝えします。


初心者から中級者のスコアの違いは100切りができるかどうか。こう思っているアマチュアゴルファーは多いと思います。100切りを達成した人に言わせると何も難しいことではないと言いますが、100切りできない人からすると、とても高い壁に思えてきます。ですが100切りする人と110位のスコアの人のショット内容を見るとそこまで違いはありません。100切りができる人はコツを知っているだけなのです。今回は100切りの為に何をするべきか、考え方や練習方法についてお伝えします。100切りができていない人は最後までご覧ください。

100切りはビギナーが超えたい最初の壁


ゴルフでは100切りができるかどうかは1つの目安とされています。平均スコアが100を切っているのはアマチュアゴルファーのうち約3割。ただこれは平均スコアなので100を1回でも切ったことのある人は5割程はいるのではないのでしょうか。ゴルフ1年やっていれば110位のスコアまでは比較的簡単に到達すると思います。問題は100がなかなか切れないことだと思います。一体どうすれば100を切れるようになるのでしょうか?

100切りするための練習法や期間の目安は?

出典:https://www.golfdigest.co.jp/beginner/practice/break100.asp
100切りしたことのある人はどれくらいの期間で100切りを達成しているのか調べてみました。GDOの調べによると1年から3年で達成できた人が最も多く約4割。続いて4年から5年が約2割、1年以内で100切りができた人は約1,5割。5以上かかった人は約3.5割となっています。

今まで見てきた人の100切りしてきた練習メニューは特別なことをしていない人ばかり。普通にフルショットやアプローチをしている印象です。もっと効率よく100切りをするのであればフルスイングよりもコントロールショットを磨くのがおすすめです。後で詳しく説明します。

100切りする人のレベルはどのくらい?


100切りをするのには27オーバーまでOKとなります。全てのホールがボギーで90、全てのホールがダブルボギーで108です。100切りをするためには基本はボギーを狙っていきそれにミスがあるとして100を切るイメージです。
レギュラーティーから回ると想定するとパー4は長くても420ヤード位です。420ヤードのホールを3オンするためには最低で150ヤード程必要です。こう聞くと難しく感じる人もいるかもしれませんが、420ヤードのパー4というのは頻繁にあるわけではありません。多くのホールは330ヤード~380ヤード程なので150飛ばない人でも100切りは可能です。もちろん飛距離がでれば100切りは楽にはなりますが、ドライバーで150ヤード飛んでいれば100切りは問題ないでしょう。パット数は40を切ることが目安です。できれば1ホール2パットの36で回れると100切りは簡単になるでしょう。

これで100切りも現実的に!知っておきたいショットごとの考え方

100切りをするためのマネジメントを紹介します。100切りするための1番のコツは大きなミスをしないことです。大きなミスとはOBや池などのペナルティ。他にはアプローチでグリーンを往復したりバンカーから4打も5打も打ったりすることです。具体的にどのように考えれば良いのか見ていきましょう。

ティーショット


ティーショットで考えることは次が前方に打てるところにボールを運ぶことです。一番やってはいけないことはOB。ドライバーで飛距離を出そうとすると大きく曲がるので飛距離よりも方向性が大切です。毎回スライスするのであれば左を向いて構えて次が打てるところにボールが行くようにするべきです。ドライバーが大きく曲がってコントロールできないのであれば無理にドライバーを使う必要はありません。それよりも当たるフェアウェイウッドやユーティリティ、ボギーオンができる距離ならばアイアンの方がコントロールできるはずです。330ヤードのホールであれば110ヤードずつ打てば3打で乗せられます。100切りを本気で目指すのであれば、ティーショットはドライバーという思い込みを捨てましょう。

セカンドショット


セカンドショットの考え方は乗せることよりも3打目で乗せられる所に打つことです。例えば残り170ヤードでグリーン手前に池があるとします。このようなホールでは無理に狙うよりも池の手前に刻むべきです。理想は3打目が池に入らない場所。もしグリーンの右側が何も無いのであれば池に届かないクラブで右方向に打つべきです。右に打てば次のアプローチが池にかからずに打てるのと引っ掛けても池に届かないからです。
苦手なクラブを無理して使う必要もありません。残り距離があってもフェアウェイウッドが苦手であれば無理に使ってミスをするよりも得意なアイアンで刻んだ方が良いと思います。

アプローチ


100切りのためのアプローチではグリーンに乗せることが大切です。もちろんカップに寄れば良いのですが、寄せる為に無理をするよりも安全に乗せる方がスコアはまとまります。乗せるだけと考えれば無理な選択はしなくなります。目の前にバンカーや深いラフのなどの障害が無ければサンドウェッジで上げるよりも転がした方が乗せるのは簡単です。

グリーンまでの距離がなければパターが使えないかを考え、それがダメなら7番アイアンなどで転がすことを考えてください。サンドウェッジやアプローチが得意ならそれでも構いませんが、ダフったりトップするとグリーンに乗らないことがよく起こります。転がしのクラブであれば振り幅も小さいのでミート率が高まります。仮にダフってもトップしても結果として、あまり変わらずに寄せることができるので、100切りするまでは転がしをメインに考えるのがアプローチのコツです。

バンカー


バンカーに入ったら1回で出すのが最優先です。バンカーの顎が緩やかになっているのであればパターで出すこともできます。スコアを良くするのと、カッコよく打つのは別物です。バンカーでは砂の量と硬さで打ち方が変わります。砂が入っていてクラブが弾かれない場合はサンドウェッジを開いて構えましょう。
スタンスは肩幅程度に開いてボールの位置は左脇前。左足に体重をかけて左足体重のままボールの3センチ手前を打って振り抜きます。ポイントはしっかり振り抜くこと。バンカーでは砂の爆発でボールを飛ばすので通常のショットの3分の1程度しか飛びません。サンドウェッジのフルショットが60ヤードなら20ヤードしか飛ばないので思い切り振り抜きましょう。
硬いバンカーは注意が必要です。雨の日や砂の入っていないバンカーではクラブが弾かれる可能性があります。その場合は思い切り振り抜くのではなく、アプローチの感じで打つのが良いでしょう。砂が全く入っていなければボールを直接打ちますが、少し入っているのであればボールの手前を打つ意識です。その場合砂が入ったバンカーよりも飛びますので振り幅で調整して下さい。

パター


グリーン上では距離感を合わせることに集中して下さい。100切りをするなら基本2パットです。短い距離でも狙いに行ってオーバーすると返しのパットも難しくなります。それよりも距離感を合わせて次のパットが楽に入る距離に合わせることが大切です。

100切りのために押さえておきたい練習法

それでは100切りをする為の効率の良い練習法をお伝えします。

ドライバー


100切りをする為にはOBを減らす必要があります。ドライバーでストレートボールを打つのはプロでも難しく、ほとんどのプロはドローやフェードの持ち球を持っています。ドライバーを練習する時は曲がるなら右と決めてコントロールする様にしましょう。もちろん曲がりが右ではなく左でも構いません。大切なことは曲がりが一方方向でOBに行かないようにコントロールできることです。
フルスイングでコントロールするのは難しいので最初はハーフスイングで球をコントロールしてそれがある程度コントロールできたら徐々にスイングを大きくしていきましょう。

アイアン


アイアンはゴルフスイングを作るのに最適なクラブです。アイアンが安定することでグリーンに乗せられる確率も高くなります。練習ではバランスを崩さないこととインパクトゾーンを安定させるのがおすすめです。100切りするまではダフリやトップが頻繁に出るはずです。バランスを崩さずに振ることでダフリやトップのミスを減らすことができます。インパクトゾーンが安定すれば球の曲がりは少なくなります。練習はフルスイングよりもハーフスイングを中心にしましょう。

ウェッジ


ウェッジの練習はグリーン周りの練習はもちろん、30ヤード、50ヤード、70ヤード、100ヤードと打ち分けられるようにしましょう。距離の調節はインパクトの強さでせずに、振り幅で調整します。短い距離はスタンスを狭くして振り幅も小さく、長くなるにしたがってスタンスを広く取り振り幅も大きくします。振るスピードは変えずに降れば距離の調節が振り幅だけになるので練習しましょう。

パター


パターの練習でおすすめなのはパターマットでの練習です。2パットでカップインするためにはファーストパットの距離感と2m以内の距離を沈める事です。パターマットでは2m以内の練習をします。パターマットで練習することで体の向きとフェースの向きが目標に向けるようになります。ボールに真っ直ぐのラインを引いて練習すると順回転で打つ練習にもなるので試してみましょう。
ゴルフ場では普段できない長めのパットの練習もしておきましょう。どれくらいのふり幅で打てば何メートル転がるのか分かればファーストパットを寄せることができます。距離感はアプローチと同じくふり幅で調節します。インパクトで調節しようとすると距離感が合いませんので注意して下さい。

まとめ

今回は100切りの為のマネジメントや練習法をお伝えしました。100切りをするためには大きなミスをしないことです。ナイスショットも大切ですが100切りレベルではナイスショットは毎回でません。ミスしてもある程度前に進んだりグリーン周りに運べればOKです。大きなミスをしないようなマネジメントをして100切りを目指しましょう。

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鈴木
鈴木

PGA(日本ゴルフ協会)ティーチングプロ。ゴルフ歴は30数年。小さいころからPGAティーチングプロである父の指導の元ゴルフの練習に励む。高校を卒業したのち神奈川県にあるゴルフ場の研修生として働く。25歳でPGA(日本ゴルフ協会)会員となりレッスン活動に励む。現在は某ゴルフスクールでレッスンしている。誰にでも分かりやすく楽しいレッスンを心がけています。

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