4大メジャートーナメントの初戦、今年で88回目を迎える「マスターズ・トーナメント」が2024年4月11日(木)〜4月14日(日)の日程で、アメリカ・ジョージア州「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」にて開催されます。超絶コンディションに仕立てられた最高の舞台で、世界トップの選手たちが見せる妙技、年に一度の祭典がもつ魅力や見どころ、今大会で活躍が期待される選手たちをご紹介します。
マスターズ・トーナメントとは?
マスターズ・トーナメントは、4大メジャートーナメントのひとつで、毎年4月にアメリカ・ジョージア州にある「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で開催されています。年間で4度開催されているメジャートーナメントには「マスターズ・トーナメント」、「全米オープン」、「全米プロゴルフ選手権」、「全英オープン」があり、その参加資格は世界各地のツアーの上位ランキング選手や、国際的なアマチュア大会で優勝したトップアマや歴代大会の優勝者などで、毎回世界最高レベルのプレーが繰り広げられます。また、その分優勝賞金も破格な設定となっているため、PGAツアーの選手の中には、このメジャー大会開催に照準を合わせてコンディションを整え、最高のパフォーマンスを発揮しようとする選手が少なくありません。
マスターズ・トーナメントは、4大メジャートーナメントの初戦として、毎年4月1週目の週末に最終日を迎える日程で開催されており、今年で通算88回目を迎える歴史ある大会です。メジャートーナメントの中で唯一、毎年同じコース「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」を舞台としているのも特徴といえるでしょう。
ちなみに、マスターズでは観戦するギャラリーのことを「パトロン」と呼んでいます。支援者を意味するパトロンは、かつての本大会の運営が、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのメンバーによる資金援助をうけて開催していたことに由来しており、現在でもマスターズ・トーナメントでは、観戦するチケット代の一部が、賞金に当てられていることから、このパトロンという名称が継続しているのです。
2024マスターズの見どころ
今年で88回目を迎える2024マスターズは、コロナ禍で異例の秋開催、無観客開催となった2020マスターズがほんの数年前の出来事とは思えないほどに、コロナ禍以前の姿、あるいはそれ以上の盛り上がりは必至です。ここでは、2024マスターズのTV観戦で押さえておきたい点をご紹介します。
まずは、今大会も「LIVゴルフ」ツアーメンバーの参加が認められたことです。設立以来、PGAツアーと対立していたサウジアラビア政府系ファンドによる世界ツアー・LIVゴルフが昨年、PGAツアーとの和解を発表。2023マスターズにおいてLIVゴルフツアー参加選手の出場が特例扱いだったことから、昨年末LIVゴルフツアーに移籍した、2023マスターズ覇者のジョン・ラームの参加さえ当初は不透明な状態にありましたが、LIVゴルフツアー参加メンバーも無事参戦が決定しました。
日本人選手としては、日本人初のマスターズ王者である松山英樹の活躍も期待が持てます。今季は、最終日に「62」の驚異的追い上げで「ジェネシス招待」を制し、アジア人選手トップに並ぶツアー9勝目を挙げた他、マスターズに向けた前哨戦“第5のメジャー”「ザ・プレイヤーズ選手権」でも6位となるなど調子を上げています。マスターズ2度目の栄冠とアジア人初となる優勝回数二桁も現実味をおびます。また、同じ日本人選手としては、昨年DPワールドツアーで優勝を含む大躍進をみせ、見事ルーキー・オブ・ザ・イヤーとなった久常涼のマスターズ初参戦にも期待せずにはいられません。
もちろん、年明けハワイの「ザ・セントリー」からコンスタントにトップ10フィニッシュを重ねる2022マスターズ王者のスコッティ・シェフラーは、マスターズを目前に控えた3月に入り「アーノルド・パーマー招待」、「ザ・プレーヤーズ選手権」で2週連続優勝を挙げ目下絶好調ですし、昨年メジャー大会を含む2勝をあげ、今季も勢いをキープするウィンダム・クラーク、今季から「デサントゴルフ」とウェア契約を結んだ安定感抜群なザンダー・シャウフェレ、フィールドにいるだけで華があるレジェンド・タイガー・ウッズ、優勝すれば長年の悲願であるグランドスラムを達成するローリー・マキロイなど、いずれ劣らぬトップ選手たちの活躍からも目が離せそうにありませんね。
マスターズは試合以外にも楽しみがいっぱい
選手のプレーやコースの美しさはマスターズ・トーナメント最大の見どころといえますが、大会に付随するイベントや恒例行事も“ゴルフの祭典”を盛り上げてくれる重要な要素です。
マスターズでは、大会前に、歴代王者だけが集う恒例の“チャンピオンズディナー”と呼ばれる夕食会が開かれます。ホストは前年の大会優勝者が務めるのが慣例となっており、21年大会で優勝した松山英樹も翌2022マスターズ大会では、この夕食会のホストとなり、グリーンジャケットを着用した歴代優勝者とテーブルを囲み、スピーチしています。食事のメニューは通常、優勝した選手の母国の料理が供されることが多く、松山選手がこの日のために用意した日本酒は「純米大吟醸 八海山 雪室貯蔵三年」で、ゴルフファンの間でも話題となりました。
今年のチャンピオンズディナーのホストは、昨年2023マスターズ覇者となったスペイン出身のジョン・ラームということで、どのような料理で歴代優勝者たちをもてなすのか気になるところですが、実は大会公式WEBサイトには、すでにラーム選手が用意したチャンピオンディナーのメニューが公開されています。それによると、タパスにはイベリコ豚の生ハム、前菜はバスク風蟹のポテトサラダ、メイン料理は、リブアイグリルステーキまたはイシビラメのピルピルとのこと。松山選手も口にするであろう、スペインの美食。優勝者たちの”食レポ”も聞くことができるかもしれません。
また、大会開催前日の水曜日は、オーガスタ・ナショナル・GCの本コースに隣接した9ホール、パー27の全ホールがパー3のショートコースを使ったパー3コンテストもマスターズ恒例のイベントです。文字通りショートパー3のショートコースでスコアを競うアトラクションですが、選手は家族やパートナーを帯同して参加するのが恒例となっており、その際、マスターズのキャディーと同じ緑のキャップと白いつなぎを着て参加します。
大会本番直前の緊張感の中、リラックスした雰囲気で行われており、プレー中の真剣な姿とは異なる選手たちのプライベートな様子を垣間見ることができると人気です。パー3コンテストの模様は地上波では、中継の合間にVTRで放送されていますが、今年、ライブ配信を予定している「U-NEXT」ではパー3コンテストも配信が予定されています。ちなみに、アトラクションとはいえ、スコアは付けて優勝者も決定しますが、コンテスト優勝者はその年の本戦で優勝できないというジンクスがあり、現在でもそのジンクスは破られていません。
2024マスターズのテレビ放送や日程は?
ゴルフ界最大のお祭りともいえるマスターズ・トーナメントだけに、その模様は初日から最終日までの4日間、地上波(一部はBS)でも放送され、手軽にTV観戦することができます。放送は1976年からTBSが放映権を持ち、スタートする時間帯と最終組のラウンドを中心とした、リアルタイムでの中継に加え、BS-TBSが受信できる環境であれば、深夜帯の合間の時間帯の中継を見ることができます。
TBS系列地上波でのマスターズ・トーナメント 放送予定
初日 | 2024年4月11日(木) 23時56分~1時25分、1時25分〜4時(BS-TBS)、4時~8時20分 |
2日目 | 2024年4月12日(金) 0時48分~1時48分、1時48分〜4時(BS-TBS)、4時~8時 |
3日目 | 2024年4月13日(土) 0時15分~1時15分、1時15分〜4時30分(BS-TBS)、4時30分~8時30分 |
最終日 | 2024年4月14日(日)0時25分~8時20分 ※延長あり |
アメリカ現地からの中継ということで、日本国内とは時差がある関係上、深夜0時前後から早朝8時ごろまで、BS-TBSを含めた、TBS系列局でLIVE中継されます。また、BSーTBSでは各日及び大会4日間のダイジェスト版の放送も予定されています。
ネット中継や見逃し配信はあるの?
地上波での放送が縮小する中、有料の動画配信サービス「U-NEXT(ユーネクスト)」は、2024マスターズ・トーナメントを大会前日のパー3コンテストを含む全日程見放題で、5つのマルチチャンネルで生配信することが決定しています。
Ch1 | 日本語実況付き (通常の中継) |
Ch2 | ドライビングレンジ (本番前の練習場での模様) |
Ch3 | フィーチャードグループ(大会の注目組に密着したカメラ) |
Ch4 | アーメンコーナー(名物ホール11H~13Hの中継映像) |
Ch5 | 15H・16H(勝敗を分ける、上り3ホールに向けた中継映像) |
5つのマルチチャンネルでは現地観戦さながらに注目選手や臨場感を味わうことができます。また同時に、各日約1ヶ月間は見逃し配信も行なわれます。
2024年マスターズ優勝者を大予想!
2024年マスターズ・トーナメントでは、誰が栄光のグリーンジャケットに袖を通すことになるでしょうか。ここでは優勝が期待される選手を予想してみましょう。
世界中から実力者が集まるマスターズ・トーナメントは、舞台となるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの厳しいコースセッティングや、歴史ある大会に名を刻むプレッシャーなどから、優勝する選手には一定の傾向やジンクスがあります。
ゴルフランキング上位者、大会に向けた調子の上向き具合、データから読み取った確率などから優勝候補を予想してみました。
1.スコッティ・シェフラー
17年「全米オープン」に出場し、ローアマチュアに輝くなどアマチュアから活躍。プロ転向後、2020年にはルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。すると2022年、出場5試合で3勝を挙げ、世界ランキング1位の破竹の勢いのままマスターズに参戦し、圧倒的な強さで大会を席巻、ところが最終日17番を終えて2位に5打差でリードしながら、ウィニングパットに4パットを要し、パトロンや中継を見ていたゴルフファンをひやひやさせた2022マスターズの優勝者です。正確無比でありながら人間臭さも感じるシェフラーは、つい応援したくなる選手といえるかもしれません。
いわゆるショットメーカーで抜群の強さを見せつけるシェフラー。昨季はPGAツアーで18試合連続トップ12の快挙を達成。今季はたびたびトップ10入りを果たしながら、好調のショットに比べてパッティングの調子が上がらず、勝ちきれない状態が続いていましたが、使用パターをブレードタイプからマレットに切り替えたところ、パッティングの調子が上向き、3月だけで2勝を挙げるなど、世界ランク一位で通算5度目となるマスターズへ挑みます。過去4度のマスターズは、すべてトップ20位内でフィニッシュ、爆発力と安定感、相性の良さまで持つシェフラーは文句なしに優勝候補筆頭といえるでしょう。
スコッティ・シェフラーの選手情報
生年月日 | 1996/06/21 |
プロ転向 | 2018年 |
出身地 | アメリカ・ニュージャージー州 |
身長/体重 | 190cm/91kg |
通算勝利 | 米国 8勝 (海外メジャー 1勝) |
2023年世界ランキング順位 | 1位 |
2.ジョン・ラーム
飛ばし屋のイメージのある選手ですが、ショットやショートゲームにもバランスの取れた選手です。2023年のマスターズでは、ブルックス・ケプカとフィル・ミケルソンを4ストローク差で破り、スペイン人選手として、セベ・バレステロス、ホセ・マリア・オラサバル、セルヒオ・ガルシアに続く4人目のマスターズ王者となりました。昨季はマスターズ勝利後も着実に勝利を重ねて世界ランキングもベスト3をキープ。そんなツアーを代表する選手として活躍する中、昨年末にLIVゴルフツアーへ破格のギャランティで電撃移籍を発表。PGAツアーへの参加資格を失ったものの、2024マスターズへはディフェンディングチャンピオンとして参戦することになりました。過去、8回出場しているマスターズですが、オーガスタ・ナショナルでは過去6年中5年でトップ10入りという抜群の安定感で、連覇が難しいと言われるマスターズのジンクスを打ち破れるか注目したいところです。
ジョン・ラームの選手情報
生年月日 | 1994/11/10 |
プロ転向 | 2016年 |
出身地 | スペイン |
身長/体重 | 188cm/99kg |
通算勝利 | 米国 11勝 (海外メジャー 2勝) その他 8勝 |
2023年世界ランキング順位 | 3位 |
3.ロリー・マキロイ
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世界アマチュアゴルフランキング1位の実績を引っ提げて2007年にプロ転向。2010年にタイガー・ウッズを上回る史上最年少記録でPGAツアーで初勝利をあげたマキロイは、毎年のようにマスターズの優勝候補として名前のあがるひとりです。マキロイといえば、2011年のマスターズで最終日を2位に4打差通算12アンダーの単独首位でスタートしながら、痛恨のトリプルボギーなどで失速、最終的に15位で終えた悲劇が有名です。それでも同年の「全米オープン」でメジャー初制覇を果たし、2012年には「全米プロゴルフ選手権」、2014年には「全英オープン」を制すなど、4大メジャーで勝利するキャリアグランドスラム達成に、マスターズでの勝利でリーチをかけています。
ローリー・マキロイの選手情報
生年月日 | 1989/05/04 |
プロ転向 | 2007年 |
出身地 | 北アイルランド |
身長/体重 | 178cm/73kg |
通算勝利 | 米国 23勝 (海外メジャー 4勝) 、その他 9勝 |
公式WEB | http://www.rorymcilroy.com |
2023年世界ランキング順位 | 2位 |
4.松山英樹
ゴルフの名門、東北福祉大ゴルフ部在学中の2011年、マスターズ・トーナメントに出場して27位に入り、日本人初のローアマチュアを獲得。同年の日本ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」ではツアー3人目となるアマチュアでのツアー優勝を果たし、13年にプロ転向。以降、日本人のPGAツアー記録を次々に塗り替え、21年「マスターズ・トーナメント」で日本人男子初の4大メジャー制覇をマスターズで実現させました。
昨季は故障のため本来の実力が発揮できずにキープしてきた世界ランクを大きく落とすことになったものの、今年2月に名門リビエラで開催された「ザ・ジェネシス招待」で、最終日9バーディ、最終ラウンドの大会コースレコードとなる「62」をマークし、2年ぶりツアー通算9勝目を挙げ、アジア勢最多勝利数となるなど実力を発揮。昨年も5位入賞だった「ザ・プレイヤーズ選手権」でも6位と、4月のマスターズに向け、着実に好調をキープしており、通算2度目のマスターズ制覇で、さらなる記録更新の可能性は十分にあるでしょう。
松山英樹の選手情報
生年月日 | 1992/02/25 |
プロ転向 | 2013年 |
出身地 | 日本 |
身長/体重 | 181cm/89.8kg |
通算勝利 | 日本 8勝 (国内メジャー 1勝) 米国 9勝 (海外メジャー 1勝) |
2023年世界ランキング順位 | 46位 |
5.ブルックス・ケプカ
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大学のアマチュア時代から注目された選手で、プロ転向後は欧州ツアーで研鑽を重ね、PGAツアーには2015年から参戦。同年に早くもPGAツアーで初勝利をあげ、17年の「全米オープン」でメジャー初勝利を挙げると翌18年の大会も連覇、18年と19年の「全米プロゴルフ選手権」も連覇したことなどから、“メジャーハンター”の異名を持っています。日本の男子ツアー「ダンロップフェニックス」にも参戦し、16・17年に連覇しています。トレーニングで鍛えあげられた体格と爆発力のあるプレー、メジャー大会のプレッシャーに負けない強いメンタルが武器といえるでしょう。昨年から主戦場をPGAツアーからLIVゴルフへと移しています。LIVゴルフ移籍組でマスターズ・トーナメントに出場する選手の中でも特に注目したい一人です。
ブルックス・ケプカの選手情報
生年月日 | 1990/05/03 |
プロ転向 | 2012年 |
出身地 | アメリカ・フロリダ州 |
身長/体重 | 183cm/92kg |
通算勝利 | 米国 8勝 (海外メジャー 4勝) その他 1勝 |
2023年世界ランキング順位 | 17位 |
6.ウィンダム・クラーク
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マスターズ初出場となるウィンダム・クラーク。2月にペブルビーチ・ゴルフリンクスで開催されたAT&Tペブルビーチ・プロアマでコースレコードの60をマークして優勝し、3月にはアーノルド・パーマー招待とザ・プレーヤーズ選手権で連続準優勝。下部ツアーで腕を磨き、18年からPGAツアーを主戦場に。昨年、5月開催の「ウェルスファーゴ選手権」で初優勝、続く6月に、ロサンゼルス・カントリークラブで開催された「全米オープン」でメジャー初制覇、ツアー選手権デビュー戦で3位入賞を果たし、初のライダーカップ・アメリカ代表にも選出されるなど飛躍しました。3月中旬現在、世界ランク4位で、マスターズでも台風の目となるかもしれません。
ウィンダム・クラークの選手情報
生年月日 | 1993/12/09 |
プロ転向 | 2017年 |
出身地 | アメリカ・コロラド州 |
身長/体重 | 183cm/79kg |
通算勝利 | 米国 3勝 (海外メジャー 1勝) |
2023年世界ランキング順位 | 10位 |
7.ザンダー・シャウフェレ
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銅メダルを懸けて、松山英樹選手を含む異例の7名でのプレーオフとなった2021年の東京オリンピックでのゴルフ競技。この大会で金メダルに輝いたのがザンダー・シャウフェレです。安定したショットを持ち味とし、通算7度出場しているマスターズでも、過去5年で3度のトップ10入りという勝負強さを誇ります。2024年シーズンは、1月の「ザ・アメリカンエキスプレス」で3位、2月の「ザ・ジェネシス招待」で4位タイ、3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」で準優勝となるなど、3月中旬までに世界で通算5度のトップ10入りを果たして好調さをキープ。悲願のメジャー初制覇をマスターズで挙げることができるでしょうか。日本育ちの台湾人の母親をもつこともあり、親日家で、今季から日本の「デサントゴルフ」のウェアを着て活躍中です。
ザンダー・シャウフェレの選手情報
生年月日 | 1993/10/25 |
プロ転向 | 2015年 |
出身地 | アメリカ・カリフォルニア州 |
身長/体重 | 178cm/79kg |
通算勝利 | 米国 7勝 |
2023年世界ランキング順位 | 6位 |
まとめ
過酷な米ツアーでの勝ち方を知り、マスターズに向けてしり上がりに調子を上げている世界ランク上位の選手たちが本命となりそうな2024マスターズ。地上派で海外ゴルフを観戦できる機会がへっている中、PGAツアーといまだ円満解決といかずメディアで見かける頻度が減り続けている「LIVゴルフ」参戦選手たちの活躍がリアルタイムで見られるという意味でも、今年のマスターズ・トーナメントは、間違いなく見逃せない大会です。年に一度のゴルフの祭典を、ぜひ見逃さないようにしましょう。