キャロウェイから発売されているアイアンは現在、主にツアー向けモデルとなるAPEX(エイペックス)シリーズ、ドライバーからアイアンまでフルラインアップのシリーズであるPARADYM(パラダイム)やROGUE ST(ローグST)、X FORGED(X フォージド)やBIG BERTHA(ビックバーサ)といった往年の名器からテクノロジーと看板を受け継いだモデルなど、大手クラブメーカーの中でも随一の豊富なラインナップを誇ります。
これはオデッセイのパター同様、初心者向けから上級者向け、女性用やレフティー用まで、幅広いゴルファーのニーズをカバーするため。こんな事ができるのも、彼らが他社に先駆けて製品開発にAIを導入したことなど、業界屈指の研究開発部門を持ち、テクノロジーやノウハウを有している証でしょう。ただし、その豊富なラインナップゆえ、自分に合ったモデル選びが困難であることも事実です。ここでは、キャロウェイアイアンの選び方や、抑えておきたいポイントをご紹介します。
キャロウェイアイアンのおすすめポイントと評価・評判
キャロウェイアイアンの主な3つのおすすめポイントは次のとおりです。
- ・AIの機械学習を活用した製品開発
- ・打感と飛距離の両立
- ・ストロングロフト設計による高い飛距離性能
それぞれについて詳しく解説します。
AIの機械学習を活用した製品開発
製品を開発するうえで、設計→制作→実験→修正を何度も繰り返し行う必要がありますが、多くの時間とコストがかかっていたこの工程に、キャロウェイはAIの機械学習を業界に先駆けて取り入れました。例えば、人間が行ったら8回しかできなかったという実験を、AIが15,000回も行ったことによって生まれたテクノロジーが、最新のキャロウェイのアイアンに採用されているFLASHフェースカップです。ターゲットユーザーの打点傾向から、モデル別どころか、番手別にフェースの厚みの形状を変更したり、重心設計を調整するといったことは、これまでのクラブ開発では現実的に不可能でしたが、AIをいち早く導入した彼らには、この分野の知見、ノウハウが蓄積されており、これにより業界屈指のラインナップそれぞれに、異なる製品特性を実現しているのです。
また、AIは時に人智を超えたアイデアやモノづくりのヒントを開発にもたらしてくれる、と同社の研究開発部門のトップ、アラン・ホックネル氏が語っているとおり、ユーザーを驚かせるような画期的なモデルを次々に生み出せる原動力ともなっています。
打感と飛距離の両立
アイアン開発において、「打感の良さと飛距離の向上は両立し得ない」と言われてきました。打感を柔らかくするためにフェースの厚みを増すと反発係数が下がって飛距離が落ち、逆に飛距離を伸ばそうとフェースを薄くすれば打感が硬くなってしまうためです。この問題に対し、キャロウェイはウレタンマイクロスフィアという新素材を開発してヘッドに内蔵することで、フェースを薄くしているにも関わらず柔らかな打感を維持することに成功しました。プロや上級者には以前から、球筋を操作したいといったニーズがありました。それには打球感や打球音は欠かせない要素であり、従来それらは軟鉄鍛造の単一素材が良いとされてきました。
キャロウェイは新技術の導入により、反発性の高い中空構造、複合構造でありながら、打球感を損なわないアイアンや小ぶりでもミスに強いヘッドを実現し、アスリートが使える飛び系アイアンを数多くライナップに加えました。一方で、新作のAPEX PRO(エイペックスプロ)シリーズでは、ツアーニーズの高い、マッスルバックやハーフキャビティのモデルに軟鉄鍛造の単一素材を採用するなど、コンベンショナルなアイアンもしっかりラインアップしています。
ストロングロフト設計による高い飛距離性能
従来のロフトでは、フェースからボールに伝わった力が上に向いてしまう傾向が強く、球は上がっているが飛距離は出ていないというアマチュアゴルファーが多くいました。これに対し、アイアンのロフトを従来よりも4~6度立てることにより、前方への推進力を高めることで、これまでにない大きな飛距離を実現。ストロングロフトのクラブは従来のロフトに比べ、プラス1番手から2番手の飛距離が出るようになったと言われています。
ストロングロフト設計のいわゆる”ぶっ飛び”アイアンに先鞭をつけたキャロウェイですが、近年はその”飛び方”にもこだわるようになってきています。一般に、ヘッドスピードが遅いゴルファーは7番で30度以下のロフト角のアイアンでは、そのアイアン本来の打ち出し高さやバックスピン量になりにくい傾向がありますが、キャロウェイではシャフト特性の検討やクラブ長を長くしたり、ヘッドの重心構造などを見直すことでこれを適正化する仕様になりつつあります。飛距離が欲しい長い番手では球を上げやすい低重心な設計、グリーンを狙う短い番手ではバックスピン量が増えやすい高重心な設計といった工夫は、クラブ設計において高いテクノロジーを持つキャロウェイならではと言えます。
キャロウェイアイアンの選び方
最新のテクノロジーによる高性能のキャロウェイアイアンですが、具体的に何をポイントとして選ぶべきなのでしょうか。キャロウェイアイアンの選び方を以下の4つのポイントから解説します。
- ・スキルに応じたロフト
- ・好みにあったヘッド形状
- ・テクノロジー
- ・心地よく感じる打感
スキルに応じたロフト
自身のスキルに対して適切なロフトのクラブを選ぶことが重要です。一般的に、ヘッドスピードが速かったりダウンブローに打てる中上級者は球が上がりやすく、ヘッドスピードが遅い初心者は球が上がりにくいという傾向があります。球が上がりにくい初心者が、ロフトの小さいストロングロフト設計のクラブを使うと、飛距離が伸びるどころか飛距離が落ちてしまうため、実はロフトが大きめのクラブが打ちやすく感じるものです。
反対に、中上級者はストロングロフト設計のクラブを使うことで飛距離アップが期待できます。本来アイアンに求められる性能とは、単純な飛距離性能よりもむしろ、狙った距離で安定してグリーンを狙える性能にあります。今使っているクラブよりも短い番手で飛ばせる余裕や安心感を重視するのか、競技などで距離のあるセカンドショットでもグリーンに届くアイアンが必要なのか、ロフト設定はアイアンの性格を見分ける重要な指標なのでしっかり吟味しましょう。
- ・ロフトの大きいクラブ→球が上がりにくい初心者向き
- ・スイングロフト設計のクラブ→飛距離をアップしたい中上級者向き
好みにあったヘッド形状
構えたときの見た目も重要で、グース(※)の大きさ、トップブレードの厚さ、フェースの幅によって安心感が変わってきます。初心者や中級者の場合、グースが大きく、トップブレードが厚く、フェースの幅が大きいクラブのほうが、構えたときにボールを包むような安心感があって気持ちよくショットすることができます。反対に上級者になれば、このようなクラブは厚ぼったく見え、ターゲットに対し構えにくいと感じることが少なくありません。
※グース…ヘッドを上から見たときに、シャフトからリーディングエッジにかけてどれだけ曲がっているか。フェースプログレッションやオフセットとも言う。
- ・グースが大きく、トップグレードが厚く、フェース幅の大きいクラブ→初心者、中級者向き
- ・ネックからのフェースのラインがストレートでオフセットが少なく、ブレードが薄く、フェース長が小さい→操作性を重視し、ヘッドの抜けにこだわる上級者向き
テクノロジー
使用するクラブにどのようなテクノロジーが搭載されていて、どのような効果があるのかを知ることも重要です。ヘッド形状やロフトはスペックを見ればわかりますが、最新のテクノロジーはだいたいヘッド内部に組み込まれているため、調べてみないとわかりません。例えばクラブフェースを例にとっても、これまでにVFTフェース→360フェース→FLASHフェースと進化を遂げてきました。テクノロジーを理解して自分にあったクラブを選ぶことで、飛距離や正確性の面でより優れたパフォーマンスを発揮してくれます。そういう意味でも、目に見えるカタログスペックだけで自分に合う合わないを判断してしまうのは早計といえます。興味のあるクラブの傾向やカテゴリーをざっくりと絞り込んで実際に試打をして、ドライビングレンジでの弾道や弾道計測器などのデータを元に検討すると良いでしょう。
心地よく感じる打感
上級者になってくると、飛距離や正確性といったスコアに直結する部分だけでなく「打感」も大切にします。練習やラウンドで何度もショットをしますので、1打1打心地よく感じられたほうがいいですよね。また、打感は球筋を操りたいアスリートゴルファーにとっては重要な要素です。芯が広いミスにやさしいアイアンでは、わざと打点やフェース向きをズラして打つような場面では扱いにくくなってしまうという訳です。
一般的に、フォージドと呼ばれる軟鉄鍛造は柔らかい素材で、打点部分の厚みがあるほど打球感は心地よく感じ、打感がソリッドだと言われています。逆にステンレスや反発性の高いバネ鋼をフェースに採用した複合構造などの、球弾きの良いヘッドの打感を好む人もいますので、自身の好きな打感を探して選んでみてください。また、打感はインパクトで芝や地面とコンタクトした際にも関わる要素です。ダフってもヘッドが潜りにくいワイドなソールを良いと感じるか、ラフでもヘッドが抜ける小ぶりで薄いソールが心地良いと感じるのか、という点もユーザーそれぞれでしょう。
- ・フォージド(軟鉄鍛造の素材)→やわらかい打感が好きな人におすすめ
- ・ステンレス(鋳造製法の素材)→球弾きの良い打感を好む人におすすめ
キャロウェイアイアンの注目シリーズ
ここでは、23年24年シーズンの主なアイアンのシリーズについて、それぞれの違いをご紹介します。
1.APEX アイアン(最新)
飛び系アイアンから、ツアー向けモデルまでをラインナップしたアイアン専用のシリーズ(※一部ユーティリティあり)。23年秋モデルからツアーモデルをAPEX PROシリーズに改め、APEX PROアイアンを軟鉄鍛造ボディの中空複合構造、APEX CBアイアンとAPEX MBアイアンを共に単一素材の軟鉄鍛造とし、小ぶりでコンパクトなアスリートが構えやすいヘッド形状となりました。バックフェースにタングステンプレートを搭載し、ツアーが求める寛容性や飛距離性能を実現しつつ、見た目にも統一感のあるシリーズとなっています。既存のAPEXアイアン、APEX DCBアイアンとで多様なゴルファーニーズに答えてくれるシリーズです。モデル毎に素材や構造が異なっていても、打球感や構えた印象は近くなっているため、長い番手と短い番手で別々のモデルを組み合わせるコンボセッティングにも向いているのはツアーモデルならではといえます。
2.PARADYMアイアン
AI技術の投入により、プレーヤーが好むすっきりとしたヘッド形状でありながら、より大きなたわみでボールスピードを高めることのできるスピードフレーム構造を新たに開発。フォージド455フェースカップ(I#4~I#8)の採用に加え、AI FLASHフェースやタングステンウェイト、ウレタン・マイクロスフィアなどの同社が誇る各種テクノロジーが全部入り、抜群の飛距離性能とストロングロフトの飛び系アイアンとは思えない構えやすさ、すっきりした見た目、球の上がりを両立した高機能なシリーズです。スタンダードモデルのPARADYM アイアンと飛びとつかまりに特化したPARADYM Xアイアン、面長かつ軽量で振り抜きやすいPARADYM MAX FASTアイアンの3モデルから選べます。
3.BIG BERTHAアイアン
同社の歴史的アーカイブから名を継承したアイアンは、”これぞキャロウェイアイアン”というやさしさと機能性を備えたアイアンです。厚めのトップブレード、しっかりとグースのついた安心感ある形状など、いかにも球がつかまりの良さそうな見た目は往年のモデルを思わせる伝統の形状です。中身は最新のテクノロジーが搭載されており、長い番手はタングステンウェイトにより低重心化され球が上げやすく、番手別のAIフラッシュフェースカップが、打点ブレによる飛距離ロスを最小限に止めてくれます。ワイドなソールでダフりのミスにも強い、往時のキャロウェイユーザーにも受け入れられやすい、やさしいアイアンです。
キャロウェイアイアンの最新&歴代モデルおすすめ12選
1.APEX PRO アイアン
よりアスリート好みに磨かれた中空モデル
前作より中空構造となったAPEX PROアイアンが、新たに「APEX PRO シリーズ」となり、よりアスリート好みなモデルへと進化。オフセットがより少なくなったコンパクトでクラシカルなフォルムに、ステンレススチール鍛造の前作とは異なる軟鉄鍛造ボディを採用。フェースでもロフトの大小によってAI FLASHフェースカップ構造とツアーチューンド・フェースプレートを使い分けている点は同様ながら、素材はカーペンター455スチール鍛造(I#4~5)と軟鉄カーボンスチール鍛造(I#6~PW)を併用。中空構造とは思えないすっきりした見た目のまま、長い番手では打ち出しの高さと飛びを、短い番手ではバックスピンの効いたグリーンを狙える弾道を実現しています。バックフェースには、2020年のX FORGED CBアイアンなどで採用したタングステンプレートを搭載し、キャロウェイのツアー向けモデル共通の意匠となりました。内部に配置されたウレタン・マイクロスフィア、タングステンウェイト(I#4~5)、上級者の安定した打点位置を考慮して形づくられたバウンス角によるヘッドの抜けの良さも特筆です。
仕様・製品情報
モデル | APEX PRO アイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 172,260 から (税込) |
フェース素材 | カーペンター455スチール / FLASHフェースカップ(#4~5)、軟鉄鍛造 + フェースプレート(ツアーチューンド・フェース)(#6~9、PW) |
クラブ長さ | 37inch(#7) |
ロフト角 | 33°(#7) |
ライ角 | 62°(#7) |
シャフト | Dynamic Gold MID115(S200) |
レフティモデル | なし |
レディスモデル | なし |
2.APEX MBアイアン
打感、操作性を極めたツアーマッスル
ツアーモデルのアイアン、APEX MBアイアンがリニューアルされS25C軟鉄鍛造の単一素材となり、シャープでコンパクトなフォルムとストレートネック、上級者好みのソフトなフィーリングと操作性を実現しました。ソールはあえて面取りせず、角を残した形状で深めのラフでも安定してプレーヤーの意図した通りにヘッドが抜けるよう考慮されています。一方、バックフェース下部では、前作のスクリューウェイトに代えてタングステンウェイトを搭載。これにより、ロングアイアンにはこれまで以上のボールの上がりやすさや寛容性、ショートアイアンにはさらに最適なスピン量などをもたらし、コンベンショナルなデザインながら、番手別の重心設計を実現。マッスルバックの最先端とも言うべきモデルとなっています。
仕様・製品情報
モデル | APEX MB アイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 160,380 から (税込) |
フェース素材 | 軟鉄鍛造 |
クラブ長さ | 37inch(#7) |
ロフト角 | 34°(#7) |
ライ角 | 62°(#7) |
シャフト | Dynamic Gold MID115(S200) |
レフティモデル | なし |
レディスモデル | なし |
3.APEX CBアイアン
使用プロの意見を反映した最新ツアーキャビティ
キャロウェイの契約プロの多くが愛用しているAPEX TCBアイアンをベースに、新たにラインアップに加わったツアーモデルのハーフキャビティ。フェースとボディは1ピースのS25C軟鉄鍛造で、ボールのフェース面への”乗り感”が手元に伝わるソフトなフィーリングを実現。コンパクトなヘッド形状とともに、球筋のコントロール性に優れます。一方で、バックフェース下部とトウ側にタングステンウェイトも新たに内蔵。無垢のツアーモデルに比べ、ある程度の寛容性も持ち合わせています。とくに後者は番手によって埋め込み方を変えており、重心をフェースセンター寄りに配置するだけでなく、ボールの高さやスピン量などの最適化にも貢献。今回、同社のアイアンではあまり注目されてこなかったソール部のグラインドを、リーディングエッジとトレーリングエッジに面取りの処理を入れるなどヘッドの抜けの良さを向上させるなど、ライバル他者のツアーモデルを徹底研究した跡が感じられる、モダンな上級者向けモデルとなっています。
仕様・製品情報
モデル | APEX CB アイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 172,260 から (税込) |
フェース素材 | 軟鉄鍛造 |
クラブ長さ | 37inch(#7) |
ロフト角 | 34°(#7) |
ライ角 | 62°(#7) |
シャフト | Dynamic Gold MID115(S200) |
レフティモデル | なし |
レディスモデル | なし |
4.APEX アイアン
全ての番手の打ちやすさを追求したフォージドアイアン
同社のアイアンとして初めて、鍛造ボディにAIデザインのFLASHフェースカップを融合したAPEX アイアンは、番手別に異なるフェース素材を使用することで、それぞれの役割に応じた最高のパフォーマンスを発揮してくれる優れもの。打点がばらつきやすいミドルアイアンとロングアイアンには、高い反発性能を持つ360フェースカップとタングステン・インナーウェイトを採用することで、ミスショット時の飛距離のブレを軽減しています。一方で、ピンを狙いたいショートアイアンには17-4ステンレスフェースを搭載することにより、コントロール性能をアップ。全ての番手において打ちやすさを追求したセットです。
APEX アイアンの口コミ
仕様・製品情報
モデル | APEX アイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 95,040 から (税込) |
フェース素材 | 17-4 ステンレススチール / FLASHフェースカップ |
クラブ長さ | 37inch |
ロフト角 | 30.5° |
ライ角 | 62° |
シャフト | N.S.PRO 950GH neo |
レフティモデル | あり |
レディスモデル | なし |
5.PARADYMアイアン
すっきりフラットなデザインに最大級の飛び
ハーフキャビティのような形状に、AIを駆使した中空構造と新型フレーム構造を採用することで、中空とは思えないすっきりした細身のトップブレードにもかかわらず、高いボール初速やミスへの寛容性を発揮する新シリーズのアイアン。従来モデルよりもさらに薄さを増したフォージド455フェースカップ+AI FLASHフェースが高いボール初速やスピン量、ミスへの寛容性を発揮、番手別に適切な特性を持たせたヘッドは、見た目やロフト角以上に球が上がりやすいタングステンウェイトによる低重心設計、ウレタン・マイクロスフィアによるソリッドな打感など、キャロウェイの最新テクノロジーをフル採用。シリーズ中、スタンダードモデルに位置付けられる本作は、最もソール幅が薄く、すっきりしたヘッドデザインで、#7のロフト角で29°でストロングロフトすぎず、飛び系の中空アイアンの欠点となりやすい、球の上がりにくさや弾きの強い打感や打球音といったフィーリング面も向上させています。
PARADYMアイアンの口コミ
仕様・製品情報
モデル | PARADYMアイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 26,730 から (税込) |
フェース素材 | カーペンター455スチール / FLASHフェース+フォージドフェースカップ(#5~8)、カーペンター455スチール / フォージド フェースプレート(#9~) |
クラブ長さ | 37inch(#7) |
ロフト角 | 29°(#7) |
ライ角 | 62.5°(#7) |
シャフト | VENTUS TR 5 for Callaway(R) |
レフティモデル | なし |
レディスモデル | なし |
6.PARADYM Xアイアン
最新パラダイムにつかまりと安心感を
AIを駆使した新型フレーム構造により中空とは思えないすっきりした見た目のシルエットに同社アイアンシリーズ最速級のボール初速を実現した新型アイアン。最薄のフォージド455フェースカップ+AI FLASHフェースはボール初速のアップに加え、ターゲットユーザーのミスへの傾向、番手別の弾道傾向に合わせた設計を実現した他、球が上がりやすいタングステンウェイトによる低重心設計、ウレタン・マイクロスフィアによるソリッドな打感など、キャロウェイの最新テクノロジーをフル採用。PARADYMシリーズ、アイアン3機種の内、もっともトップブレードが厚めで、グースの量が大きく、ヘッドサイズも大きめでつかまった球でやさしく飛ばせるモデルとなっています。
PARADYM Xアイアンの口コミ
仕様・製品情報
モデル | PARADYM Xアイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 148,500 から (税込) |
フェース素材 | カーペンター455スチール / FLASHフェース+フォージドフェースカップ(#5~8)、カーペンター455スチール / フォージド フェースプレート(#9~) |
クラブ長さ | 37inch(#7) |
ロフト角 | 27.5°(#7) |
ライ角 | 62.5°(#7) |
シャフト | VENTUS TR 5 for Callaway(R) |
レフティモデル | なし |
レディスモデル | なし |
7.PARADYM MAX FASTアイアン
軽い振り抜きで飛ばせる最新ヘッド
同社アイアンシリーズ最速級のボール初速を中空とは思えないすっきりした見た目のシルエットで実現した話題の新型アイアン。PARADYMシリーズ、アイアン3機種の内、もっとも軽量でやや面長な安心感ある形状。#7で26°のストロングロフト設計となっており、軽い振り抜きでしっかり飛ばせるモデルとなっています。AIを駆使したフォージド455フェースカップ+AI FLASHフェースはボール初速のアップに加え、ターゲットユーザーのミスへの傾向、番手別の弾道傾向に合わせた設計を実現している他、球が上がりやすいタングステンウェイトによる低重心設計、ウレタン・マイクロスフィアによるソリッドな打感など、キャロウェイの最新テクノロジーをフル装備しています。
PARADYM MAX FASTの口コミ
仕様・製品情報
モデル | PARADYM MAX FASTアイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 26,730 から (税込) |
フェース素材 | カーペンター455スチール / FLASHフェース+フォージドフェースカップ(#5~8)、カーペンター455スチール / フォージド フェースプレート(#9~) |
クラブ長さ | 37inch(#7) |
ロフト角 | 26°(#7) |
ライ角 | 61.5°(#7) |
シャフト | SPEEDER NX 40 for Callaway(R) |
レフティモデル | なし |
レディスモデル | あり |
8.ROGUE ST MAX OSアイアン
シリーズ随一の安定感と直進性
本作専用にAIが設計した、フェースカップ構造のFLASHフェースSS22が、ターゲットゴルファーの打点位置を考慮したボール初速の向上だけでなく、バックスピンや打ち出し角、ボール初速の組み合わせまでも含めて番手別に設計し、ボール初速の向上から弾道高さ、ミスへの寛容性から、球のつかまりまで全方位で、前作のローグアイアンよりもやさしく進化しています。トウ側のソールに近い下部に、タングステンウェイトを搭載し、重心位置はフェースセンターよりとなっており、また低重心化により打点が上下にブレても球が上がりやすく、飛距離のロスが少ない性能を実現しています。全4モデルあるローグSTシリーズの
アイアン中、最も大きなヘッドサイズとワイドなソール、厚めのトップブレードを持ち、オフセットも大きめでシリーズで最も高い弾道、つかまりやすさを備えています。
ROGUE ST MAX OSアイアンの口コミ
仕様・製品情報
モデル | ROGUE ST MAX OSアイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 11,960 から (税込) |
フェース素材 | カーペンター450スチール / FLASHフェースカップ |
クラブ長さ | 37inch(#7) |
ロフト角 | 28.5°(#7) |
ライ角 | 62.5°(#7) |
シャフト | VENTUS 5 FOR CALLAWAY(R) |
レフティモデル | あり |
レディスモデル | なし |
9.BIG BERTHAアイアン
現行キャロウイェイアイアンで随一の直進性と弾道高さ
キャロウェイの歴史的ヒットモデルの伝統を継承、グース強め、ブレード厚めの安心感のある、つかまりの良いヘッド形状はそのままに、各部を幅広くブラッシュアップ。AI FLASHフェースカップの素材には、薄くして、よりたわませることのできる高強度な450ステンレススチールを採用。重量配置を最適にするタングステンをヘッド下部の内外2カ所に設置することで、高弾道を実現しつつ、番手ごとに求められるパフォーマンスが考慮されています。複合構造のヘッドに軟鉄のようなフィーリングの良さをもたらすウレタン・マイ
クロスフィアが、下から6本目のスコアラインまでをカバーした広範囲のものに拡張。ツアー人気も高い、クールなブラックPVD仕上げのヘッドも魅力的です。
BIG BERTHAアイアンの口コミ
仕様・製品情報
モデル | BIG BERTHAアイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 118,800 から (税込) |
フェース素材 | カーペンター450スチール / FLASHフェースフェースカップ |
クラブ長さ | 37inch(#7) |
ロフト角 | 27°(#7) |
ライ角 | 62.5°(#7) |
シャフト | SPEEDER NX for Callaway |
レフティモデル | なし |
レディスモデル | なし |
10.X FOGED STARアイアン
“飛ぶ”1ピース軟鉄鍛造アイアン
従来のX FORGEDをはじめとした1ピース軟鉄鍛造アイアンは、飛距離よりも打感や球の上がりやすさが優先されてきました。しかしX FORGED STARアイアンは、1ピース軟鉄鍛造モデルとして同社では初めてストロングロフト設計を採用。#7でロフト角29°のセミストロング設計は軟鉄鍛造の単一素材で、打点部の厚みもある良好な打感だけでなく、低重心設計を施すことでストロングロフトでありながら十分な球の高さを得られます。トップブレードは薄めながら、フェース長やスコアラインを長くして安心感をアップさせるといった構えやすさも考慮されています。バッグに挿していて、同伴者から格好良いと言われる見ためでありながら、飛距離も出て十分なやさしさも備えた稀有なモデルです。
X FOGED STARアイアンの口コミ
仕様・製品情報
モデル | X FOGED STARアイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 95,040 から (税込) |
フェース素材 | 軟鉄鍛造(S20C) |
クラブ長さ | 37.0(#7) |
ロフト角 | 29.0(#7) |
ライ角 | 62.0(#7) |
シャフト | N.S.PRO MODUS³ Tour 105(S)/N.S.PRO 950GH neo(S) |
レフティモデル | なし |
レディスモデル | あり |
11.EPIC MAX FASTアイアン
マッスルバック風のすっきりデザインに驚異の飛び
EPIC STARアイアンですっきり見た目のぶっ飛びアイアンを開発したキャロウェイが、さらなる飛距離、寛容性、シンプルなデザインを追求した中空構造のモデル。大型ヘッドの安心感のあるヘッドには、FLASHフェースカップ、タングステン・エナジー・コアなど、キャロウェイが誇る最先端のテクノロジーを注入することにより、高いボール初速と適正な弾道高さを実現。軽量なグリップ、シャフトを採用することで、ヘッドスピードが速くないゴルファーでもしっかり振りぬいて、飛ばせるモデルです。上下で塗り分けられたスタイリッシュなバックフェースデザインも魅力で、ストロングロフトの飛び系モデルとは思えない見ための良さもポイントです。
EPIC MAX FASTアイアンの口コミ
仕様・製品情報
モデル | EPIC MAX FASTアイアン |
価格(公式サイト) | ¥ 79,900 から (税込) |
フェース素材 | 17-4 ステンレススチール / FLASHフェースカップ |
クラブ長さ | 37.5inch(#7) |
ロフト角 | 26° |
ライ角 | 61.5° |
シャフト | N.S.PRO 950GH NEO |
レフティモデル | なし |
レディスモデル | あり |
12.EPIC STARアイアン
飛んで上がってつかまるやさしいブっ飛びアイアン
EPIC STAR アイアンは、フェースの最薄部が厚さ1mmという極薄フェースとフェース外周部に接着面を設けない360フェースカップ構造を採用し、かつてない飛距離を実現した、現在の見た目の良い飛び系アイアンブームの火付け役ともいえる歴史的エポックです。ヘッドの内部の余剰部分をくり抜くエクソー・ケイジ構造の中空ボディは、その重量を適正な位置に再配分することで慣性モーメントを向上させると同時に、当時のキャロウェイアイアン史上、最もUSGAの反発係数の限界値に近づけたアイアンとなりました。厚めのトップブレードとソール、グースの効いたヘッドデザインは伝統のキャロウェイアイアンらしいやさしさを備え、面長でフェースが開いて当たりやすい飛び系アイアンにあって、比較的スライスが出にくく楽にボールをつかまえることができます。最新モデルが続々とリリースされる現在のアイアン市場にあっても、第一線の性能を持った飛び系アイアンの名器です。
EPIC STARアイアンの口コミ
仕様・製品情報
モデル | EPIC STARアイアン |
価格(公式サイト) | 公式サイトで販売なし |
フェース素材 | 17-4 ステンレス / 次世代360フェースカップ |
クラブ長さ | 37.5inch(#7) |
ロフト角 | 26.0°(#7) |
ライ角 | 62.0°(#7) |
シャフト | Speeder EVOLUTION for EPIC(R,S,SR)/N.S.PRO Zelos 7(S) |
レフティモデル | あり |
レディスモデル | なし |
まとめ
フェースに反発素材を採用した飛び系アイアン全盛の時代から、目的や用途別、さらには番手別設計となりドライバー以上に多品種化が進み、モデル選びが困難となっている中で、キャロウェイはアイアンで最も多くのラインナップを誇るメーカーです。次々に新テクノロジーを搭載したモデルが投入されている中で、よく見ると、軟鉄鍛造のワンピースモデルを復活させるなど、モデル毎の個性をより明確化するような動きも見られます。シリーズのコンセプトから大枠で好みを絞り込み、実際に試打することで、意外な発見がみつかることもあります。上記を参考に、カタログスペックだけでなく、しっかり自分に合ったモデルをみつけて下さい。